SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

絵本「かわいいサルマ」で学ぶ危機対処力

「サールマ、サルマ、かわいいサルマ」 絵本「かわいいサルマ」を読むと、繰り返し出てくるこのフレーズの部分で、子供も一緒に歌い上げます。耳馴染みがよく、覚えやすいフレーズです。 <アフリカのあかずきんちゃん>というサブタイトルがついているこの…

三歳児、文字への興味と認識率の向上

「と・け・い」、「とけい、って書いてある!」 なんと上の子が文字を読めるようになってきました。ひらがなの認識率が役80%、カタカナが60%、アルファベットが5%、漢字が0%といったところです。私が三歳児のときには鼻水垂らしていただけだと思うので驚きで…

赤ちゃん、手をしげしげと眺める

持ちあがってきたこの物体は、横にいる父親のものと同じである。大きさは違うようだ。これはなんであろうか。動くぞ。舐めてみるか。 ということで本日生後3ヶ月を迎えた赤ちゃんが、最近ハンドリガードを始めました。自分の<手>という存在に気がついたよ…

下の子の保育園

「これは届いたんじゃない?」 産休の中の重要な仕事は、生まれたばかりの赤ちゃんの保育園の申請でした。10月末に生まれたあと、保育園は11月前半が締め切りだったのです。 生後5ヶ月ほどで保育園にあずけるということに対する葛藤は夫婦でかなりありました…

家族の8日ぶりの帰還

さて上の子供は父親に駆け寄ってくれるのか。 約1週間、静けさに包まれていた我が家に、にぎわいが戻りました。昨日、妻の実家に帰郷していた奥様と子供たちが帰ってきたのです。途中子供が熱を出したり、奥様も風邪をひいたりとやきもきしましたが、三人が…

絵本「とうさん まいご」で迷子の父親を捜す

図書館の多言語読み聞かせのイベントで絵本「とうさん まいご」を紹介いただきました。図書館では英語の本だけ留学生の方に読んでいただきました。子供は、気に入ったのか日本語版の方を借りてきました。 はぐれたお父さんを少年が探すのですが、お父さんの…

成年後見人制度とその前に準備すること

今日は親の介護の話、それも成年後見人の話を書き残します。 2週前に地域の相談員の方と親の話をしておりました。そのなかで新聞でもよく目にする成年後見人という制度がどのようなものなのか教えてもらいました。結論としては、母がまだ元気で判断力がある…

遠方で熱を出す子供に何もできない父親

妻子は、只今奥様の実家におります。そんななか上の子が熱を出したとの連絡がありました。遠方の父親は心配をするだけです。何もできません。 私も小学生のころ母親の実家で熱を出したことがあります。そのときは入院をし、私の父は弟と共に飛行機で先に家に…

絵本「おんぶはこりごり」で世の家庭ではどういう風が吹くか

家に帰ってきたら奥様に「夜ご飯は?」と聴き、片付けには協力せずに子供とテレビを見る。朝には「朝ごはんまだ?」と子供と言い、食べたら仕事に行く。もちろん掃除はしない。そんな家庭を描いた絵本「おんぶはこりごり」のことです。我が家ではございませ…

お風呂のお船のおもちゃ

子供は何でも<おもちゃ>にするという考えのもと、化粧水の空プラスティック容器がお風呂の<おもちゃ>として使われております。それを使って子供は、お湯を汲んでみたり、桶に入れてみたり、親にかけたりして遊んでおりました。 そんな日々にニューフェー…

絵本「きょうふのおばけにんじん」が刺激する想像力

私は小さい頃にサラダが好きで、ピーターラビットみたいだと親に言われたことがありました。 褒められたと勘違いして、さらにサラダを食べていた気がします。事実、褒め言葉だったのかどうだったのか、定かではありません。 さてウサギが人参を好きだという…

子供と音楽に出会う父親の楽しみ

結婚するまで日々FMラジオを聴き、毎週東京のTop100をチェック楽していた私ですが、現在は子供が歌う歌に季節を感じるのみです。いわゆる"最近のヘビーローテーション"は童謡「たき火」でした。赤ちゃん向けには「ぞうきんの歌」です。ヘビーローテーション…

家族が不在な日々の過ごし方

ただいま奥様と子供たちが、育休期間を活用して、奥様の実家へ1週間ほど帰郷しております。なんとも静寂な我が家です。その間に家の掃除、親の介護のこと、やりきれていない仕事や勉強をこなそうと、とりあえずテレビをつける私です。 家族がいないと力が抜…

赤ちゃんの寝方

まだ寝がえりの動きを見せない2カ月ほどの赤ちゃんは、こぶしを握り、よこに腕をのばして眠っております。かわいさの1/100も表せられませんがイメージ的に下図の通りです。 筋肉の発達の途上でこのような姿勢が自然なのだと理解しつつ、力いっぱい寝ている様…

お姉ちゃんのこころを知る、絵本「ちょっとだけ」

長女が満足に赤ちゃんと遊んでくれるには、抱っこしてもらったりと欲求が満たされるていることが条件です。 同じことが絵本「ちょっとだけ」で描かれていました。赤ちゃんが家に来た時、お姉ちゃんはお母さんに構ってほしいことを我慢して、じぶんでできるよ…

「ママがいい」で鍛えられる父親のハート

「ママがいい」 子供と遊ぶとき、歯磨きをするとき、髪を乾かすとき、寝かしつけのときなどなど、様々なシーンで出てくる長女からの申し出です。 まだ下の子がいない時代に、母親が仕事で帰りが遅く、私だけで寝かしつけるときの「ママがいい」の連呼には困…

絵本「くんちゃんはあきらめないもん」で学ぶペットを飼いたいという要望への応え方

こどもはペットを飼うことにあこがれるもの。少なくとも私はそうでした。犬を飼っていた従兄弟にあこがれたものです。 絵本「くんちゃんんはあきらめないもん」のくんちゃんもその一人。隣に住むお姉さんが飼うペットに憧れます。そして親とあきらめない交渉…

親子、消防出初式にいく

「ちょっとだけ見ていく。」 地区の消防署の前を通ると、シャッターの隙間から見える訓練が見たくて、我が子は歩みを止めます。 そんな子供にぴったりと、昨日は住んでいる地域の大きな消防出初式にいってまいりました。より地域密着な小さな出初式もありま…

地域の子育て支援施設にデビューする、父親が

「お子さん4ヶ月なんですか?」 私の地域には未就学のこどもを連れて遊ばせられる地域の子育て支援施設があります。おもちゃや本があり、赤ちゃんを見てくれるスタッフがいたり、子育てに関する講座や産後ヨガの教室を開催していたりと、子育てにママ・パパ…

涙腺を直撃する絵本「ぼくのママはうんてんし」

涙腺の弱い私は、池井戸潤さんの下町ロケットシリーズを読んで電車内で涙を流します。下町ロケットシリーズには会社で働くお父さんを熱くさせる力があります。水戸黄門が大好きだった子供時代から勧善懲悪のお決まりストーリーというのも大好きです。 さて本…

音が鳴ることを楽しむことから音楽が始まる、絵本「キュッパのおんがくかい」

三歳児の子供は音が鳴るということを楽しみます。お皿を叩かれると困ってしまうのですが、麺棒を持って箱を叩いては太鼓がわりに楽しんでいます。 そういう最中に長女が持ってきた本が<キュッパのおんがくかい>です。丸太の男の子、キュッパが音楽隊に憧れ…

小さいけれども確かな幸せ、絵本「おおきな木」

村上春樹さんの造語の「小確幸」は家族生活によいコトバだ。最初に奥様からこのコトバがでた時には中国語か、占いの看板から拾ってきた単語か、はたまた鳥の名前か、と頭を巡らせて聴いた。しかし私の怪訝な顔をみて「ちいさいけれどたしかな幸せ」というこ…

絵本「そっといいこと おしえてあげる」で優しさを身につける

一緒にうまれた友達は道端でがんばっているタンポポかもしれない。 絵本「そっといいこと おしえてあげる」は読者がうまれたと同じ時にうまれた、地球上にいる友達の存在があることを教えてくれます。もしかしたらキリンかもしれないし、カバかもしれないし…

赤ちゃんのおしゃべりとスマイル

赤ちゃんがよくおしゃべりをし笑うようになってくれました。おしゃべりといっても「あー」とか「うー」とかです。笑うというのも口をニコッと、あるいはニーというスマイルです。 これらのコミュニケーションツールを使って何かを伝えようとしているような気…

絵本「はやく あいたいな」の孫と祖母の心温まる関係

心を掴む絵なのか、内容なのか、夜に読んで欲しい本として持ち込まれる一冊です。 孫がおばあちゃんに会いたいと思い家を出て、おばあちゃんも孫に会いたいと家を出る。そして二人は待っていられないとすれ違い続けます。 子供にとっておばあちゃんは自分が…

進む子育てと介護

産まれてきてくれてから、こちらの悩みとか判断とかそういうものと依存なしに進んでいってしまうのが子育て。自分は親の立場です。一方で、悩み、判断して、進もうとしなければ進まないのが親の介護。自分は子の立場です。ただその実、進むものは進んでいま…

平仮名を覚える入口たち

長女が平仮名を識別できるようになってまいりました。自分の名前を構成している文字、友達の名前、保育園の先生の名前です。そんな平仮名を覚えている入口たちを書き残していきます。 本 パズル かるた おわりに 本 平仮名への興味は1年前からです。「あっち…

お正月の悩み、お正月の歌

「もー いーくつ ねーるとー」 お正月と言えばこの曲です。子供ともよく歌います。しかし歌詞は正月前のための内容です。元旦を過ぎた今、彼女は何を歌えば良いのでしょうか。歌に事欠かないクリスマスの直後のイベントとしてはギャップが大きすぎます。まだ…

屋内アクテビティとしてクッキーを焼く

さて昨年末のことですが子供と初めてのクッキーを焼きました。目的は、年賀状完成の時間を確保すること、寒い外に出ずに家でのアクテビティーを設定したかったためです。 採用したレシピはこちらです。 www.orangepage.netただ冷蔵庫に無塩バターが25gしかな…

そして今年も風邪をひく

昨日、のんびりとした元旦を送り、実家で夕食をとってから帰ってみると、体調の異変に気付きました。そう、これは風邪。毎年正月にやってくるあいつが今年もやってきました。奥様も咳がひどい。 緊張の糸が切れると体調を崩すと言いますが、ここ数年、正月休…