SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「蜜蜂と遠雷」を読んで音楽と子育てを考えている

「世界は音楽に満ちている」 巡り巡って恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を読みました。ピアノコンクールをめぐる天才たちの音楽や人生のぶつかり合い。この本を会社の先輩から勧められてから気になりつつ、鬱々とした状況に新鮮な空気をいれる気持ちで読み始めま…

本を読める楽しさと生活へのいろどり、絵本「オニのぼうや がっこうへいく」

「わたしと同じ!」 絵本「オニのぼうや がっこうへいく」は今よく読む本の一つ。人食いオニの子供が本に出会い、がっこうにいき、文字を覚え、本が読めるようになっていく。それにより親もぼうやも、生活も変わっていきます。なまぐさい食べ物を作っていた…

たまにシールを持って帰ってくる父親を不思議に思う子供

「なんでだろー」 三歳の上の子がほっぺたに手をあてて考えています。考えているのは、なぜたまに父親が仕事からシールをもらって帰ってくるのかということです。それも幾分多めに。 SEとしてセミナーなどのイベントにいくとSwagと呼ばれるらしいシールをよ…

親の語り口のものまね

「パパが帰ってくるからね、早く帰るよ!」 上の子が赤ちゃんに語っています。どうやら赤ちゃんは保育園からの帰宅をぐずっている幼児役、自分は帰りを促す母親役の設定です。 育休中のため保育園の保育時間が短く、他の子よりも早く帰宅する上の子は、まだ…

水族館より滑り台

「もうお部屋に帰る!」 先日旅行に行った際に水族館にいきました。その水族館はかわいらしいクマノミ(通称、ニモ)からトド、セイウチ、シャチといった大型の生物もいます。子供が喜ぶだろうと企画した旅の目玉です。 最初は可愛らしい小型の魚にキャッキ…

家族が増えて保険の相談に行く

「さて保険をどうするか。」 腰の重い私がようやく考えたのは、第二子が産まれてから4か月後の最近のことでした。きっかけは奥様が区役所に行った帰りに生保レディーに声を掛けられてプランを作ったことです。いまのご時世でそのような営業をしているのかと…

絵本「ワニくんとパーティーにいったんだ」

「このワニさんが大きくなったの?」 絵本「ワニくんとパーティーにいったんだ」は熱を出して家族総出でのパーティーにでかけられなかった主人公のマッティが、ベッドの下から出てきたワニさんに連れられて動物たちのパーティーに出かけるお話です。子供が熱…

旅に出ると困ること、外食での駄々っ子

小さい子供たちを連れて夕食をどうするか。旅行に出るとなると頭の痛い問題です。 旅に出るとお昼寝がなかなかできません。楽しすぎてなのか寝ない宣言を子供がすぐぐらいです。まわりがにぎやかで赤ちゃんも寝ません。そうすると夜には赤ちゃんも三歳児もご…

赤ちゃんと旅するときの便利グッズ(粉ミルク編)

近距離ではありますが、家族と遠出してきました。車を持たない我が家には中々遠出はありません。電車でぶらり2時間、よって小旅行です。旅といえば懸念されるのが粉ミルクの搬送です。我が家には大きい缶の粉ミルクはあります。内容量820gの代物です。持ち運…

詩的な絵本「パンケーキにのっけたバターみたいに」で広がる本のジャンル

昔のことですが、ミュージカル映画を好みませんでした。なぜだか気取って見えたのです。 同じような思いで詩で繰り広げられる本に対して、積極的に読んだ記憶はありません。いつかにもらった「あべこべ世界の住人たち」という本、父の本棚にあった気がする「…

絵本「ね、ぼくのともだちになって」

「ん〜〜、トラ!」いえライオンさんです。 エリック・カールさんの「ね、ぼくのともだちになって!」ではネズミくんが色々な動物の尻尾に「ともだちになって!」と問いかけます。ページをめくると出てくる動物たちの尻尾をみて、上の子供は何の動物かを当て…

立って抱っこで眠る三歳児、眠らないゼロ歳児

「パパ、たってだっこ・・。」 上の子は、赤ちゃんの時から父親が立った状態でだっこをしてもらい、そのまま眠ることが好きでした。極めて小さいころはほっぺを胸に、大きくなると肩に乗せて眠っていました。寝息を立てていてもベッドに置くと背中スイッチが…

絵本「こうえんで…4つのお話」

1つのイベントが複数の人から見たら全く風景の違う話になる、それを絵本で伝えてくれるのが「こうえんで…4つのお話」です。まだ我が三歳児と0歳児は同じことを違う視点から語っているとは気づいていないと思われます。0歳児は何を言っているかすらまだですが…

月齢4カ月の赤ちゃんの気になる髪の毛

4カ月の赤ちゃんはまだ動けません。横になっているときは頭を枕にゴシゴシします。結果として、いつもゴシゴシする部分は毛髪が薄くなります。また長めの毛髪が絡み合い、毛玉のようになります。さながら螺髪のようです。 上の子の時にはこういうことは起き…

休日午後の絵本と子供たちとの光景、そして絵本「ソフィーとちいさなおともだち」

休日のお散歩から帰ってきた午後、胡坐になり、左側に赤ちゃんを乗せ、右側に上の子を乗せて絵本を読んでおりました。いやはや幸せな光景です。ただ赤ちゃんがタンがからむ咳をしていて苦しそうにするのがかわいそうです。保育園児がいると風邪はうつります…

絵本を書きのこすこと、そして絵本「あいしているから」

絵本を子供と読んでいると私も心打たれたり、絵がきれいだと思ったり、感じることは多いです。ただ絵本の種類は多く、日に3、4冊読んでいると、すぐに前に読んだ本のことを忘れてしまいます。全ては書き残しきれておりませんが、後で見返せるように書ける…

関西弁と関東弁の違いを楽しむ三歳児

アクセントは前に「"お"はよう」、アクセントは真ん中に「おは"よ"う」、関東弁と関西弁の違いです。どうやら保育園でアクセントや表現の違いを楽しむことが流行っているようです。はじまりは手遊びの「大阪うまいもんの歌」と思います。「おおさかにーはー…

絵本「いっしょに きしゃに のせてって!」

昨晩は1冊だけ子供に絵本を読んであげられました。その前に奥様が4冊ほど読んでくれていました。 子供が持ってきたのはジョン・バーニンガムの「いっしょに きしゃに のせてって」です。表紙からわかるとおりのめくるごとに美しいページが目に飛び込んできま…

寝る前のミルク

「いまのうちだけだよ」 そう語りかけたくなる赤ちゃんへの寝る前のミルクです。赤ちゃんはミルクをお腹いっぱいに飲んで、そのまま寝てしまいました。もう少ししたら離乳食が始まり、歯が出てきたら歯磨きがあり、お腹いっぱいになりながら眠るなんて幸せは…

三歳児の向上心

「朝一番に起きるからペチペチしてね!」 そう言って昨晩寝た上の子は、昨日平仮名を描く練習を始めていたそうです。理由は書けるようになりたいからとのことで、多くを語ってくれません。ただ先週末に保育園の先生に寄せ書きを送ったのを見ていたのがキッカ…

働くことのバランス

パパに早く帰ってきてほしいというのが子供からよく伝わる。最近早く帰れていないからだ。そう思ってくれるだけでも嬉しいのだけれども、それに応えられてあげるようにしたい。だけれども仕事は多く、夜まで会議が入っている。作業も合間合間にやりつつ、後…

アンパンマンのマーチ

アンパンマンって子供は大好きだ。 なんでかなと思うぐらい”ちゃんと”好きになる。保育園に行くとそこにはアンパンマンの本はあるし、ぬいぐるみもあるし、早いうちに顔を描くようになったりもする。図書館にいけばアンパンマンの紙芝居があって、子供がはま…

家事の自動化、ロボット化

我が家の家事、ありがたい自動、ロボット家電たちで成り立っております。その日々を支えてくれる三種の神器と新顔をご紹介します。 なにしろ住み暮らしていれば、洗濯物もたまるし、ホコリもつもるし、台所もよごれます。見渡せば家の中は片づけられていない…

ジョン・バーニンガム、子供に考えることを教えるII

人間は考える葦である。Blaise Pascalの言葉だ。自然のなかで最も弱いものであるが、考えることができる。 その考えることを子供に教えてくれる作家がジョン・バーニンガムの作品だ。ジョンの気になる絵本を読み聞かせに追加することができた。絵本「またま…

物忘れにおける探し物の秘密兵器

「ないの・・」 デジャビュです。それは前回の紛失から2日後の再現でした。しかし夜、近いとはいえ、実家に帰ることは難しいです。 2日前→お財布の紛失 - SE父さんの事件簿 しかし、前回の紛失後に秘密兵器を仕込んでおいてありました。それは探し物発見器、…

3歳児から0歳児への読み聞かせ、絵本「もこもこもこ」

「ぶぅーー」 三歳の上の子が平仮名、と少しのカタカナを読めるようになっています。この子が、まだ「うー」とかしか話せない頃に沢山読んでいたのが絵本「もこもこもこ」です。楽しそうにしていたので何回も読んでいました。詩人 谷川俊太郎さんに選ばれた…

夜中に帰る父と待っていた子供

「ババぁーー」 昨晩は久っしぶりの飲み会で帰りが遅くなりました。最近業務が立て込んでおり遅くなりがちでもありました。朝が早いと子供と2日間会えないときもあり、子供も早く起きることを頑張っていました。 さて帰宅して一息つくと上の子が大人のベッド…

ひなあられ(関西風)

「ひなあられは関西風を用意したよ。」 奥様から突然申し立てがありました。ひなあられは全国共通ではないのか、そういう思いで「関西風ってなに?」という質問が考えるより先に出てきました。そう昨日はささやかながらひな祭りを執り行いました。そこで食べ…

お財布の紛失

「ないの・・。」 そう、物忘れにおいて物がよく無くなります。心に響く探し物のトップが財布、ついで入れ歯です。今回は財布が探し物の対象でした。3月3日のこのできごとに、子供達への手の込んだひな祭りは、実現が危ぶまれます。 溜息を飲み込んで実家に…

絵本「こぐまのアーリーとあかいぼうし」

赤ちゃんに帽子をかぶせるとイヤイヤします。上の子は気持ちが乗ると帽子をかぶります。保育園のお散歩のときは青い帽子をかぶっています。親が帽子をかぶっていて風が吹くと飛ばないか心配します。飛ぶようなときには自分も帽子をかぶるのをやめます。自分…