SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

介護

在宅介護の継続

「いってらっしゃい」 実家を出るときに母が声をかけてくれました。日があいてしまった実家でしたが、母も家の様子も安定していました。 この十月に母の介護レベルも要介護3になりました。できるかぎり在宅をと考えつつ、弟と私は近居しながら色々な助けをか…

幸せに生きるために

日経新聞のやさしい経済学というコラムで「幸せに生きるために」というシリーズが始まっています。奥様が気づき読み始めているのですが、子育てにも味わい深い示唆を与えてくれています。 第一回では幸福感がもたらすメリットを教えてくれます。生活水準が同…

介護で医療費控除をつかう

「控除できるのか!でもさすがに過去分には遡れないよね」 月次のケアマネさんとの打ち合わせで、私と弟とで見慣れたはずの領収書をまじまじと見つめました。領収書はデイサービスからのもの。月に1万円は超えます。 子供の入院などで確定申告した医療費控除…

めまい

「めまいで立てないみたい」 約1ヶ月前に叔母からの電話で母のめまいに気づかされました。近居で一人暮らしの母がめまいで立てなくなった模様。隣に住む叔母が気づいて連絡してくれました。我が弟が駆けつけてくれ、救急車を呼んで対応してくれました。 MRI…

コロナ流行の中でも親の年金受け取りと支払いをシンプルに

まだまだコロナ真っ盛りです。そんななか親の通帳やカードが見つからず、我が弟が発掘と再発行を試みてくれました。見返すと遺族年金と老齢年金の受け取り口座が分かれていたり、カード紛失のたびに公共料金の支払いの変更手続きが必要になったり、といった…

4歳児に認知症を教える

「おばーちゃーん、読んで読んで!」 一時期上の子は私の母、通称おばあちゃんと距離があったように思います。休日に手伝いに来てもらおうとすると、「いやー、こないでー」と言ったりしていました。いまは「まだ来ないの?」と待っています。 おばあちゃん…

親のこと、介護保険の認定

久しぶりに親の介護に関することです。 少し前の出来事になりますが、今年の親(母)の介護保険の認定レベルがあがりました。要介護レベルが維持できたと安堵し、かつ使えるサービスのポイントが増えたことに申請に携わったケアマネさん、主治医に感謝と思い…

物忘れにおける探し物の秘密兵器

「ないの・・」 デジャビュです。それは前回の紛失から2日後の再現でした。しかし夜、近いとはいえ、実家に帰ることは難しいです。 2日前→お財布の紛失 - SE父さんの事件簿 しかし、前回の紛失後に秘密兵器を仕込んでおいてありました。それは探し物発見器、…

お財布の紛失

「ないの・・。」 そう、物忘れにおいて物がよく無くなります。心に響く探し物のトップが財布、ついで入れ歯です。今回は財布が探し物の対象でした。3月3日のこのできごとに、子供達への手の込んだひな祭りは、実現が危ぶまれます。 溜息を飲み込んで実家に…

デイサービスのスタート

母親がデイサービスに先週初めて行ってみました。行ってみたというよりも、行き始めたが正しいのですけれども、まだまだ様子見なので「行ってみた」という表現が正しいような気がします。 初回の印象は好印象だった模様です。ただ前日は通常からの変化からか…

介護保険と医療保険の壁

ケアマネジャーさんが決まりました。大きなステップです。今後どうなるかはわかりませんが、母も話しやすいようです。なによりも土曜日と祝日も対応してくれ、無理が少ないのが嬉しいです。 さてそのケアマネージャーさんとお話ししている時に、「不安に思っ…

火の用心、実家の消し忘れ対策

一昔前、町内会の面々が拍子木とともに「火のよーじん、マッチ一本火事のもと〜」と巡っていました。実家の周囲ではまだやっているのでしょうか。いま住んでいるこの場所では聴きません。 弟と実家で気になっていることを話ししている時に、鍋が黒くなってい…

成年後見人制度とその前に準備すること

今日は親の介護の話、それも成年後見人の話を書き残します。 2週前に地域の相談員の方と親の話をしておりました。そのなかで新聞でもよく目にする成年後見人という制度がどのようなものなのか教えてもらいました。結論としては、母がまだ元気で判断力がある…

進む子育てと介護

産まれてきてくれてから、こちらの悩みとか判断とかそういうものと依存なしに進んでいってしまうのが子育て。自分は親の立場です。一方で、悩み、判断して、進もうとしなければ進まないのが親の介護。自分は子の立場です。ただその実、進むものは進んでいま…