SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

育児

新聞はじめました

「途中で立ち止まらない!」(母) 「だってワクワクが読みたい」(長女) 食卓に向かう道すがら、長女は自分の机の上をじっと見つめています。口だけは母に反論するものの、促されている足の方はてんで動きません。 彼女の視線の先にあるのは毎日小学生新聞…

日々の鍛錬

「もっし」 目の前にあるとつい練習したくなるけん玉。最近長女は最近毎日のように練習しています。年末の帰省で上手な従兄の技を見て一段と腕を上げてきました。 クリスマスの日に朝起きるとツリーの下で発見した長女へのプレゼント。渋いんじゃと思いきや…

王さまのお菓子

「どこにしようかなー」 子供たちが悩んでいます。 「わたし、ここかなー」 厚みのあるところを選びます。 「えー、やっぱりママ選んで~」 選ぶことを放棄し始めました。 「やっぱりここがいい」 厚みのある所を選びました。 目の前にしているのはガレット…

少しの背伸び

図書館からの帰り道、次女五歳が一生懸命本を読んでいました。読んでいたのは「アッチのオムレツぽぽぽぽぽーん」。初めて借りた、少しお姉さんの本です。 アッチのオムレツぽぽぽぽぽーん (ポプラ社の小さな童話―角野栄子の小さなおばけシリーズ) 作者:角野…

長女、骨を折る

「いま筋肉カチカチだよ」 カチカチなのは違いありませんが筋肉ではありません。ギブスってやつです。長女が利き腕を骨折しております。添え木を1週間、その後にギブスに置き換えて二週間ぐらいたったところです。 学校でどうやら後ろに倒れて肘をついて骨を…

インフルエンザの来襲

「皆勤賞がなくなっちゃう」 二週間前土曜日のこと、学校での演説会を終えた後に発熱した長女がこぼしました。 学校の演説会ではあたえられた演目を先生方の前で発表します。声の大きさ、明瞭さ、演技力が問われます。学年が上になるとスピーチの作文も自信…

人形劇をつくる

「赤ずきんちゃんが、オオカミさんと結婚しました!」 下の子、四歳児がお箸と付箋で人形劇のための人形を作りだしていました。最初に作成したのは赤ずきんちゃんとオオカミ、おばあちゃん、狩人です。保育園の発表会の演目とのこと、あらすじはばっちりです…

書いて覚える

「2番をね、ゆうちゃんは覚えているんだよ」 保育園では毎月今月の歌を設定して、子供たちは覚えて歌います。今月の歌は「こぎつねこんこん」です。親の方は1番の歌詞を知っていましたが、2番、3番は歌絵本の力を借ります。 みんなのうた絵本123曲 (ブティッ…

瞬間移動

「パパ見てて・・・動いたっ」 長女を足を大きく一歩出して横に動いて叫びました。 「瞬間移動ーっ」 ティーン向けな本を読むのにかわいらしいことでケラケラ笑っています。最近は3日で咲く花という本を読んでいました。 3日で咲く花 偕成社 Amazon 「パパを…

飼うとしたら、で頭を悩ませる。

「飼うならユニコーンかな。」 小学二年生の頭の中で解決づいた模様です。話のはじまりは朝食中の次女四歳児から出てきたクイズから始まりました。 「図書館に捨てられた子がいるんだって。だれでしょう。」 いやに物騒な話です。 「いちー、イヌっ。にー、…

くつのあな

「ママが買わなきゃねって言ったからー」 次女がつぶやいています。 よく動き、よく本を読む姉の靴に穴が開きました。親指を靴の中で動かすと外から中が見える、ちゃんとした穴です。夏休みのアフタースクール(学童保育)で色々なところに連れて行ってもら…

夏休み後の登園

「終わっちゃうのぉ、えぇぇ」 夏のお休みが終わることが信じられない次女さん。とはいっても翌日から保育園に行くこともやぶさかではないようでした。「先生に黒くなったっていわれるかな」なんて話題に腕周りを見まわしていました。 「はやく12月にならな…

緑のグラス

「お水入れたら緑色になっちゃう」 ホテルの奇麗なグラスでのうがいに次女が難色を示しています。新しい環境に怯えがちです。 夏休みらしく親族が集まりました。奥様方の親族で義父母を中心に子供たちが家族で集い、孫が7人集結しました。場所はリゾート地。…

町内の夏祭り

「きょうもいく」 町内の夏祭りがはじまりました。要するに盆踊りです。近くの実家のある町内では無くなってしまった行事です。この町内に住んでかれこれ5年ほどになりますが初めての参加です。というよりもこの四年間、コロナで開催されなかったのです。 町…

かみなりのあとで

「とられてないよ!ほら!」 次女がおへそを見せながらいいました。お昼に雷雨があり保育園ではちょうどお昼寝の時間だったそうです。子供たちは怖がりながらも昼寝についた模様。 「おへそとられないように今日はタオルしたよ。」 いつもくるまないタオルを…

「おにのおにいさん」を読み上げる

「お に の お に さ ん」 朝食が終わると次女が通常よりもたどたどしく絵本を読み上げております。お気に入りで昨日は2回繰り返し読むことをお願いされた「おにのおにいさん」です。 おにのおにいさん (【3歳・4歳・5歳の絵本】) 作者:さいとうしのぶ ひさ…

親の注意

「電気を消しなさい!」 実家で繰り返し、繰り返し、親に言われたこの言葉。本当に飽きるほど聞いてきました。それだけ電気を消すということに執着のなかったドラ息子です。 「電気消してないよー」 よもや自分が子供に言うようになるとは思いもしませんでし…

AIの勉強をはじめました。

ChatGPTが急速に広がりました。話題騒然です。そんな中で長女7歳がAIのお勉強を始めました。図書館で発見した漫画です。 漫画なので楽しく読み進められますが、中身に目を通すと技術的にはディープラーニングやニューラルネットワークの解説をしたりと奥深く…

七月七日

いつも平日の朝に起きない子供たちが早くに起きていました。昨日のことです。姉はいそいそと復習を、妹は浴衣に着替えます。 姉の通う小学校では中間、そして期末のテストがあります。私の通っていた学校で、小学生から期末テストがあった記憶はありません。…

四歳児、小さな折り紙にチャレンジ

「パパー、この紙でカブト作って」 四歳児がマイクロチップを彷彿とさせるぐらいの大きさの折り紙を渡してきました。私の指ではどうにもなりません。2本のピンセットが必要です。 工作好きの次女は折り紙も好き。図書館から折り紙の本を借りてきて製作に勤し…

ご自慢のスリッパ

「パパぁ、見て!スリッパ!!」 次女四歳がスリッパを履いています。家では子供たちはスリッパを常用しておらず、出来合いのスリッパではありません。 「もうおうちに紙皿なくなっちゃったー」 なくなっちゃったのではないのでしょう。日本語が違います。「…

父、エプロンを作る

「かわいいエプロンが欲しい」 そういう下の子には、私が幼稚園時代に使っていたものを発掘して渡していたのですが年代物過ぎたようです。 上の子の方は、保育園のクッキングで買ったエプロンと三角巾のセットがあり、小学校でも継続的に使っています。「も…

一日遅れのかしわ餅

「おいしくって、残せない」 端午の節句から一日過ぎましたが、ようやく我が家でかしわ餅を食します。すべすべの白い餅を大事そうに娘たちが口に入れます。 子供の日の昨日は奥様が休日勤務のため、市の子供イベントと公園、公園内のログハウスをハシゴして…

お気に入り

「およーふくはどこ?」 お気に入りを着るんだと突き出した口が、眠そうなはれぼったい眼の下でこちらに向けられております。次女が衣替えで再会した青いワンピースです。 裾の長めのそのワンピースは座ると自分の周りにふわりと広がります。そしてくるっと…

家電量販店

「あきた! もうここに居たくない!」 店員さんと話し込む横で子供達は飽ききってしまったようです。自分たちの意思ではないので仕方ないように思いますが、家電量販店の珍しいものを見て楽しめばよいのにと思う大人な私もいます。 家の中で壊れてほしくない…

小学二年のはじまりの日

「きょうはここまでで大丈夫!帰りもここで待ち合わせね。」 横を走り去った高学年のお姉さんを見て始業式に向かう長女がつぶやきました。「この自動販売機でね。」 小学校入学から10日間だった親の学校までの送り迎え。いつまで続くかと思いきや二年生にあ…

チキカーン、チキカーン、チキカーン グー

「メルちゃんっ」 リズムよく姉妹が叫びます。リズムがとても心地よい「チキカングー」を繰り返し読んでいます。 チキカングー 作者:樋勝朋巳 こぐま社 Amazon 二足歩行のワンちゃんやねこちゃん、そしておいもさんなどキャラクターもお気に入り。メルちゃん…

動物の赤ちゃん辞典

「1円の重さだって」 動物の赤ちゃん辞典を作るんだと意気込んでいます。7歳の長女です。国語の先生から聴くに、学年で「辞典」を作るのが流行っているとのことです。ことわざ辞典だったり。自主的な学年のムーブメントとのこと、なんともハイセンスな子供達…

転園の希望

「幼稚園にいきたい」 大好きな保育園から幼稚園に転園したいようです。春になる時期だからでしょうか。同じクラスの子が転園するようだという噂も子供伝えに耳にします。ただあまり正解率は高くない実績があります。 「この幼稚園にいきたい!」 小学生も叫…

カレーが何からできるのか

「ちがうよ。木になるんだよ。」 下の子が言い張っています。カレーを作っていた両親の後ろ姿の記憶は何かに上書きされたようです。「それは絵本の話でしょう」という姉に対して「だって書いてあったじゃない」と同じ絵本の受け取り方で平行線です。 その本…