SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

キノコのズボン

「ズボン穿いていないお姉さん、みっけ!」

下の子が指さしながら声を上げました。スカートの下にズボンを穿かないことに憧れる3歳半です。我が家では、必ずズボンを穿かせています。

長女も保育園時代はズボンを穿いていました。皮膚が弱かったという理由もあります。しかし小学生になり、スカートの制服となり、インナーパンツや短いジャージを穿くようになりました。そうすると見えないズボンが羨ましい下の子がぐずりだします。

いま下の子は着る服へのこだわりがものすごく強く、ズボンは通称「キノコのズボン」、これ一本しか穿きません。他にも綺麗なズボンはあるのに、この1本のみ。下手に新しいズボンも買えません。日々日々、洗濯・乾燥を続けています。f:id:lkougi:20220506212743j:image

このズボンがお気に入りの理由は「穿いていないように見えるから。」
いや、キノコ絵柄が満載だから、キノコのズボンなんだけど。

3歳半の目線から見る海

「誰かヨダレだしたのかな」

波打ち際の泡を見つめながら、3歳半の我が子がつぶやきました。地球には、不思議が沢山です。「波が打ち寄せて泡ができている」ことを伝えてあげます。

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「なんでザブンザブンってしてるの?」

泡から少し視点が変わりました。波が起きることに不思議を感じた模様です。いきなり父親にも難しい質問です。「風が押してるんだろうね」とかろうじての回答です。

「疲れないのかな~」

視点は波をつくる風になりました。お風呂で波を起こしている自分に置き換えたのでしょうか。父親は「疲れないみたいだね」、回答が雑になってきました。

「波がいっぱい来て泡だらけになってる」

泡が波から出来て、波も続々とくることは理解しました。視点は泡に戻り、連続してできるものとして認知しました。父親は「そうだね~」と回答します。回答ではなく、寄り添いです。

「赤いのはな〜に?」

視点は波間の中に入りました。海藻だよ、海苔とかワカメのお友達、と伝えます。「そっかー」と返ってきます。

「お腹空いたー。」

視点は内なる自分に移動したようです。今日の昼は、シラス炒飯です。

介護で医療費控除をつかう

「控除できるのか!でもさすがに過去分には遡れないよね」

月次のケアマネさんとの打ち合わせで、私と弟とで見慣れたはずの領収書をまじまじと見つめました。領収書はデイサービスからのもの。月に1万円は超えます。

子供の入院などで確定申告した医療費控除ですが、介護も対象になることを知りませんでした。兄弟して衝撃の事実です。なんせ介護が進むとそれなりに家計への負担は増えていきます。

www.nta.go.jp

我が家の場合は、平日のハーフデイに週2回のヘルパーさんが介護保険対象です。その他にも、介護前と比較して、栄養確保のための宅食、脱水回避のためのネットスーパーで届けるお茶などがあります。さらに定期的なお薬がかかっています。

昨年は脱水気味なめまいで病院に駆け込んだこと幾度。それにより月次で生活を見直し、デイサービスや休日のサポートを状況にあわせてきました。結果として、介護保険対象のサービスでも医療費控除対象になる10万円を越してしまいます。

ということで、遡及で申告するために領収書をかき集め、今後の届け先住所を実家から変更しておくことにしました。遡及は5年分まで許容されます。

さて月次の固定した曜日でケアマネさん、そして親兄弟で生活を見直すリズムができています。子供たちも実家で楽しく遊んでおります。

www.daiwa.jp

 

卵の殻に御用心

「ガキっ」

味わい深い親鶏ミンチのつみれを使った親子丼を食べているときに、父親の口から異音が家中に響き渡りました。いや本人としては響き渡ったように聴こえました。そして続いたのはうめき声です。子供たちが怪訝そうにこちらを伺っています。

親子丼の卵は子供たちが割りました。最近よく料理のお手伝いをしてくれます。その卵を使った親子丼に、そう卵の殻が入っていたのです。それを良い角度で噛んで、砕いてしまったのです。奥歯を。卵の殻、侮ることができません。

歯医者の時間が取れたのが夕方。それまでは手持ちの痛み止め、ロキソニンで凌ぎました。奥様は夜勤のため、子供たちを歯医者の椅子の横に入れてもらっての診察と治療です。レントゲンで一瞬不在になる父、麻酔と響き渡るドリルの音、神経抜くかもという先生の発言に「ヒッ」となる父を横目に見ながら、子供たちは読書をしておりました。

さて治療後の感想として、上の子は「入れ歯はいや」と父の歯のライフサイクルを先んじて心配してくれていました。下の子は「歯磨きが一番大好き」とアピールしていました。ただ寝る前には「自分でやった!パパやらないで」と仕上げ磨きを拒否しておりましたが。

私の奥歯もプラスティックとのサイボーグになりました。大事に使いたいです。

ほうれん草の胡麻和え

「青菜のはもういい」

4月2日からお弁当が開始し、父親の弁当作りが始まりました。しかしここにきてお弁当の1品に停止命令です。はじめに"ほうれん草の胡麻和え"を入れたときには「美味しい」って言ってくれたのに。それに調子に乗って4日連続したのが原因です。

ということでお弁当に緑色の野菜を入れることに苦慮することになりました。鉄板は卵焼き、そしてもう一品のおかず、基本お弁当用の冷凍食品か前日の夕食で多めに作ったものです。目標調理時間は6時に起きて、朝食準備と子ども達を起こすまでの15分。パッと作れるもの限定です。

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華やかさをシリコンの器でカバーしつつも、茶色に染まりがちなお弁当に、違う色味を、そして野菜を入れたいところです。しかし、ブロッコリーやインゲン豆、ニンジンの煮物を苦手とします。胡麻和えを鉄板にしたかった、とはいえ毎日は、確かにやりすぎです。

「(お友達の)プチトマト美味しそうだった。」・・それだ!ゴールデンウィークはお弁当のネタもアップデートです。

小学校に通って1ヶ月、親子の成長

「ここでいいよ、パパあっち」

小学校への送りの際に長女が小さな声で言いました。校門が見えはじめる頃合いです。

長女の通う小学校は、オフィシャルに2週間、親の送迎必須期間がありました。それを超えた後、すぐに子供が自立を始めました。校門が見える前にも、学校に近づくと、私と少し距離をとって歩きます。「寂しいな」と思いましたが、すぐに自分のお小さい頃を思い出しました。

私も父親に学校に送ってもらっている時に、学校近くの外れたところで「もう、ここで!」と離れていました。友達に見られるのが少し恥ずかしい心持ちだった気がします。そして、父親の方は最初癇癪していた記憶があります。懐かしいような、早いような。親の心子知らず、というか子を持って親の心を知ると言うか、親孝行したいときに親はなしというか。

「いってらっしゃい!気をつけてね」と声を掛けて、離れていく子供を見ていました。すると、お友達を見つけた二つの歩くランドセルが、お互いに走り寄っていきました。学校が始まって1ヶ月、朝からこちらもスマイルです。

しかし起床時の長女の自立度が低下している懸念があります。どうしたものか。

大きな古時計

「なんでおじいさんいないの?」

お風呂で古時計を熱唱していると3歳児が見上げて尋ねました。歌絵本の大きなのっぽの古時計の挿絵に、おじいさんが描かれていないのが気になるのです。

都度都度、おじいさんは天国に行っちゃったんだよと伝えても通じません。なんでいなくなっちゃったのか、なんで死んじゃうのか、疑問はつきません。難しいテーマです。

「☓☓くん、天国に行っちゃったんだよ」

天国という言葉を逢えなくなると理解してしまったようです。☓☓くんは保育園変わっただけです。