SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

漫画を模写する

「くらいよー、怖いよー」

長女10歳、葬送のフリーレンを開きながらミミック(宝箱に偽装したモンスター)に食べられるフリーレンの絵を模写しています。

我が家に漫画は取り揃えていませんが温泉宿で読んでからフリーレンが気になる父子です。図書館で数ヶ月に一冊づつ借りながら読んでおります。きっと世の中のフリーレン好きとはお話ができないエルフのスピード感です。

このフリーレンという漫画はなかなかなんで素敵な言葉とエピソードが散りばめられています。そっと後押ししてくれるような。

「目が描けないんだよー」

長女が叫んでページをめくります。

「あった!」

見つけたのは半目をつむるフリーレン。一歩づつ課題のレベルをあげようというその冒険、悪くない。

 

 

リモート操作稼働な父

「右行って…その裏、やっぱり"ま"のところ」

スマートフォンを片手にウロウロする父、画面の先にはあたたかそうなパジャマの子どもたち。父の居場所は図書館です。

インフルエンザでも元気な姉妹、父親は指示されるままに動き、表紙を見せます。気分はロボットです。未来の図書館はデジタルツインにしたらどうかとよぎります。今回も蔵書検索してリストを作ってもらいましたが物理の出会いには勝てません。

子どもたちはこの冬の始まりにインフルエンザA型にかかり、今回のB型でコンプリートです。2回目とはいえ鼻の検査やイナビルは慣れません。麻黄湯をココアで溶かすことは慣れたよう。ただすべての薬の味が嫌そうです。

さて長女が怪盗レッドを、次女が若おかみは小学生!を借りて完了です。7歳も青い鳥文庫がはじまりました。帰るか。家で伝染らないようにせねば。

 

 

10歳から父への推薦図書

「これ面白いよ」

長女からのおすすめがありました。その本は「地球一家が、おじゃまします」。ごく普通の地球人の親子が様々な星をめぐり、常識の違いにびっくりするショートストーリー集です。

「5分後に意外な結末」シリーズでショートストーリーが好きな我が子。「五分後に~」という意外な結末以外のものも大体読んでいます。近所の図書館にはないのか品薄で、学校で読んできているようです。

このおすすめの本を読んでいると昔に父が持っていた星新一ショートショートを好き好んでいたことを思い出します。たしか本棚にあったのは「気まぐれロボット」。科学の発展の皮肉にどう思っていたのでしょう。AIと私の付き合い方に影響を及ぼしているかもしれません。

「これも面白い」と言われた「転校先の小学校が思っていたのとちがった」も大人が読んでもクスリと笑ってしまう。

そんな横で子供は「モモ」を読みながら読書感想文に頭を悩ましつつ、二度読みしているご様子。好きな場面はモモがココアを飲んでほっとするところ。時間と次元の錯綜する中でのホッとする場面、素敵なチョイスです。

 

すき焼き

「鍋はイヤ」

子どもたちの総意。寒い冬に温まりたい、そして料理の手間を減らしたい親の気持ち子知らず、いや知っているはず。

「何が食べたいの?」

という父に

「あの生卵割ってつけるやつ」

という長女

「いいね」

のっかる次女。この冬のはじめに作ってあげたすき焼きに感動していた姉妹、あらためて食べたくなったようです。しかし父母は総意で呟きます。「贅沢な」と。そんな簡単に牛肉にありつけないことは子供達も気づいているはず。

ということで「いつか記念の日に作るから」と子供たちを落ち着かせて豚鍋にしました。味付けは味醂と薄口しょうゆ。野菜てんこ盛りです。

子供が大きくなってカセットコンロを食卓に載せられるようになりました。これも成長。

ぜんざい

「鏡開きまで待てない」

長女10歳が詰め寄りました。鏡開きした後のぜんざいが食べたいのです。甘党の彼女、元旦の朝から要望の気が早い。目の前にはこれからというお雑煮の完成を父親が進めているところ。

私のお雑煮は白菜、人参、蓮根、水菜、花麩、丸餅のシンプルな内容。今年は干し椎茸を戻し忘れ、三つ葉は香味野菜が苦手な奥さまのリクエストにお応えして水菜となっていました。

「だって、鏡開き開きっていつ?」

「15日かしら」

「待てないっ」

奥さまの方を見ると「いいんじゃない」というお顔。

こうして鏡開きに使う予定の御座候のこし餡と餅を元旦のおやつから使うことになりました。昔、豆から作った時より随分と楽。餅に焦げ目を付ければOK。作るハードルは低いです。

おやつのぜんざいの約束を取り付けた子どもたちは、お雑煮のお汁を飲んで「はぁ~」と落ち着いておりました。

正月のイベントを通してなかなか作れていない代々受け継いだ味が多々あることを想います。どこかで再現しなければ。きっも舌が覚えているはず。

 

1年の締めくくり

「パパァ、見てぇぇ」

子供の部屋から次女の声。

「綺麗になったねぇ」

ちらりと見て返す父の声。

「水換えてぇ、真っ黒〜」

リビング外から長女の声。どことなく誇らしげ。

子どもたちが窓拭きをしてくれています。調子を落とさないように父も適宜フォロー。年末感があります。自分もこんなやりとりを昔やってた、と思いを馳せます。

長女は昨年までの流れで窓拭きに積極的。次女は専用の雑巾と器具にやる気満載でした。

心残りあるものの一通りの掃除をして1年を締めくくり。子どもたちに魅せるための二重跳びで痛めた腰をさすりながら、健やかな1年を祈ります。

11月の会話: 白い息

※未投稿の記事が復元されたので投稿

「なんでカイジュウみたいになるの?」

寒くなってきました。冷気で吐く息が白くなったのを見て次女が呟きます。

昨晩、姉の理科の教科書でペットボトルに水滴がつく謎に思いを馳せて身近な何故に頭が働いたようです。サイエンスしています。

いまの子どもらしくてサバイバルシリーズが大好きな次女、今日も「ピラミッドのサバイバル」を読んでいます。いろいろと物知りに、また疑問も湧くようです。

さて今日の夕飯は鍋。寒くなったらこれが一番。何より料理の手間が(モゴモゴ)