SE父さんの事件簿

1歳児と4歳児を育てるシステムエンジニアのお父さん

成年後見人制度とその前に準備すること

今日は親の介護の話、それも成年後見人の話を書き残します。

2週前に地域の相談員の方と親の話をしておりました。そのなかで新聞でもよく目にする成年後見人という制度がどのようなものなのか教えてもらいました。結論としては、母がまだ元気で判断力がある現段階において申請は不要、準備できることはあるということです。

成年後見人制度

親が病気になったり、認知症が進み判断ができない段階になったとき、治療や入院、介護に使うための資産が動かせないという状態は困ります。基本的に本人ではないと、しかも判断力がないと、銀行からお金もおろせません。そういう状態に陥ったときにこの大変役に立つのが成年後見人制度です。なぜなら、任命された成年後見人が銀行から預金を引きおろしたり、資産を売買したりと、必要な資金を動かせるようになるからです。資産とは、銀行の預金、証券、不動産などです。

まだまだ判断力がある、銀行にもいけるという段階では制度の使いにくさが目立ちます。法定後見人では、候補として母にとっての私などの親族も申請できますが、裁判所から任命されるのは知らない弁護士や司法書士といった専門職の方々であることが主流です。そして毎月2-3万といった報酬が発生し、申請してから解除することが困難です。家族が必ず後見人になれる任意後見人という制度もあります。このときも専門職の監督人が必要で、毎月の報酬が発生します。

我が家ではどうするか

何かあった時に、銀行からお金がおろせない状態になるのは困ります。そこで銀行の代理人カードを作ることを話し合いました。このカードを作ると、代理人がお金をおろせるようになります。兄弟で、一方がカードを作り、もう一方が収支を管理するとしました。こうすると今後も緊張感を持てるということと、何かにつけて話し合うきっかけができるかという思いです。

そして分散している銀行の口座は統合することにしました。複数の銀行の管理は面倒だし、代理人カードがない銀行もあります。そして将来の処理も煩雑になるからです。父の時には既に存在しない銀行の通帳があり、いまはどこに統合されたのかを調べるところから始まりました。結果残高も数百円と、疲労のみが残った記憶です。

大事だと感じたこと

ある意味当たり前かもしれませんが、家族のコミュニケーションがまずベースです。そして、そこから、どのような資産があって、どういうリスクに備えたいか、家族で話し合い、準備するということが大事になります。銀行では口座をまとめて代理カードを作る、不動産なら名義変更、証券は売却などが手としてあるようです。

なかなか進めにくいことですが、できるうちに準備するが、無駄もなく柔軟に動けるということのようです。牛歩のように進めている「親のコト」ですが、今後も周囲の助けを借りて、歩んでいきたいところです。