SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

「ママがいい」で鍛えられる父親のハート

「ママがいい」

子供と遊ぶとき、歯磨きをするとき、髪を乾かすとき、寝かしつけのときなどなど、様々なシーンで出てくる長女からの申し出です。

まだ下の子がいない時代に、母親が仕事で帰りが遅く、私だけで寝かしつけるときの「ママがいい」の連呼には困ったこともありました。とはいえ、父一人、逃げ場はありません。落ち着いて向き合うのみです。そして数十数百と繰り返すと、悟りの境地です。揺るがないハートに鍛えあげられます。

なにしろ子供としては母親に甘えたいという欲求を述べているのみです。母親がいればその欲求に応えるべく、母親が向き合えるように、下の子を父親が対応するなりしてあげます。母親不在の時には、「ママがいいよね」と共感しつつ、抱っこしてあげるとかするしか手はありません。逆に「パパがいい」と言ってくれるときも喜びとともに向き合います。このときはいかなる疲れも吹き飛びます。その思い出を噛み締めながら生きていける気になります。

最近「赤ちゃんがいい」というパターンが出てきました。さてはて何が正解なのかと昨日二人を抱っこしていたら、二人とも楽しそうでした。しかし、ハートの鍛錬とは別に、物理的な腰と筋肉の鍛錬が必要なようです。