SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

働くことのバランス

パパに早く帰ってきてほしいというのが子供からよく伝わる。最近早く帰れていないからだ。そう思ってくれるだけでも嬉しいのだけれども、それに応えられてあげるようにしたい。だけれども仕事は多く、夜まで会議が入っている。作業も合間合間にやりつつ、後ろ倒しになってしまう。新しい技術にもキャッチアップしていかなければならないし、研究も進めなければならない。

そういえば自分が子供の頃も、父親に対して思った気持ちも同じだった気がする。遊んで欲しかったから早く帰ってきて欲しかったし、夜寝ないで待っていようと寝てしまったり、父親の布団で寝ていたりした。父は、自分たちから見ると帰りは遅かった記憶がある。ただ週末にはよく遊んでくれた。秘密の基地を作ってくれたり、一緒に木登りをしてくれた。それで不足だったかというとよくわからない。

バランスをとるとはいうけれども、なかなかどこがバランスがとれている状態なのかわからない。しかしバランスをとらずに一方だけに力をかけると良い結果が得られないことはわかる。働かなければ収入もないし、子育て、介護含めて家族の安定が何よりもの基礎だ。といっても体にも心にも無理をしないようにしたい。すべて一人でやっているのではないということを胸に刻んで。というより一人では何もできていない。