「飼うならユニコーンかな。」
小学二年生の頭の中で解決づいた模様です。話のはじまりは朝食中の次女四歳児から出てきたクイズから始まりました。
「図書館に捨てられた子がいるんだって。だれでしょう。」
いやに物騒な話です。
「いちー、イヌっ。にー、ネコっ!」
どちらの方向にしても可哀そうなお話です。この話から飼うとしたらどちらが良いかという話になり、長女はウサギかハムスターがよいという想いを口にしました。「でもウンチするよ」という話にもなり、飼う当てもないのに頭を悩ませていました。父親はこれを機にと動物を飼う責任を話しますが響いていないようです。
次女は自由にゾウとか言い出します。全くもって飼える気がしません。まじめに悩んだ長女が目を輝かせて思いついたのがユニコーン。ウンチしなさそうだし、空飛べるし、元々好きだしというのが理由。さすが神獣。アイドルのスペックを持ち得ています。
「ユニコーンのユニちゃん、壊れそう」
長女が学校で作ってきた紙粘土の人形を次女が指さしました。持っているアイスクリームがとれかかっていました。まずはこの子のお世話からです。