SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

リモートワークで失ったもの・得たもの

「別人のようです。5段階ですね。」

眼鏡をかけはじめたころからお世話になっているメガネ屋さんのお兄さんに検眼をしてもらいました。当時大学生の私の視力は0.7ぐらい、視力的にはメガネをつけるかどうかという程度。どちらかというと斜視による疲れ目の対策でした。

最近はリモートワークで常にディスプレイとの睨めっこ。たまに外に出ると「人の顔が見えない」と思っておりました。そんなおりに奥様から、卒園式で子供の顔が見られなかったらどうするの、との提言があり、昔馴染みのメガネ屋さんに駆け込むことになりました。

検眼をしてみると視力は0.1。メガネ屋のお兄さんとも悩みながら、5段階の矯正で0.7に持っていくこととなりました。「そろそろ視力も落ち着く歳のはずなんですがね」と会話しつつ、失った視力に思いを馳せつつ「目力を抜いて生きたい」なんて考えております。

「一生いっしょ。」

子供たちが足に絡みついて言った言葉に、文字通り小躍りしつつ、「何があるかわからないよ」と言うと、「いるよ!パパはずっといるじゃない。ママは、遅番とか夜勤があるけどさ。」と長女。親がいない、なんてことは想像もしないんだろうなと。

リモートワークになった父親は、常に家にいます。ここ2年での出勤は2~3回の頻度。一昔前はデータセンターで夜を明かすこともありました。今ではシステムに家から繋ぐこともできます。会議、仕事は夜中まで続いています。でも家にいます。

子供の言葉を脳内録音しつつ、日々と体を大事にしなければと誓います。子供たちが大きくなったら、ヨシタケ シンスケさんの絵本のように「あんなに あんなに」と夫婦で語りたいものです。いや「今」をもっともっと楽しみたいな。・・というわけで本日は寝坊です。