SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

卒園式

「こんなーにーおーきくなーったよ」

本日は卒園式。よそ行きの子供たちと久々のフォーマルを着た親が、保育園に赴きました。長女の足元は初めての革靴。前日の夕方に持っていないことに気づき、買いに走った一品です。小学校に入学してからも、しばらく使えるはずです。

卒園式に向けて、奥様は緊張のあまり前日から眠れずだったようです。そんな奥様は、卒園生の入場から涙を流し、それをみた私の涙は涙腺に戻っていきました。下の子は、通常と異なる保育園と先生の様子に、登園直後に涙腺崩壊し、あとは平常心を持て余しておりました。

私の涙腺は途中まで耐えていましたが、先生のピアノにあわせて歌う子供たちで平常心を失いました。子供たちの歌は、5歳児達が「一番星のプレゼント」、卒園児達が「おおきくなったよ」でした。そして園長先生の言葉、小さかった子供たちの成長と胸を掴まされるイベントが押し寄せます。頭には、子供を送り迎えた日々、先生方との会話、そして子供の成長が頭を駆け抜けます。でも送り迎えは、明後日からも続くことも思い出します。

「うまれてきてよかったと こころからおもえるかー」、歌詞が頭に流れ続けます。

「ねーねーだけ、ずるいー。」

姉が保育園の出口で先生たちから手渡されたお花を、次女みて泣き叫びました。すると先生が壁に飾っていた花を手渡してくれ、「えへっ」と笑みがこぼれていました。こんな先生方に支えられて子供たちが大きくなり、日々をやっていけているのです。