6歳向け
「見て見て!うごいたよ!」 上の子が虫かごを覗き込みながらつぶやいています。中にいるのは二匹のダンゴムシ。キャンプの所持品として虫かごをゲットした我が子は、公園に虫を捕まえに行き、ダンゴムシを連れて帰ってきたのです。奥様は近寄りません。 ダ…
「あとね、あとね」 二泊三日からの旅から戻り、帰りの電車に向かう道中の長女の口が止まりません。お友達と楽しく三日を過ごしたようです。初めての親元を離れたキャンプを満喫したようです。 「おやつはね、ソフトクリームと、先生たちがかき氷を作ってく…
「ねーねー、まだ起きない」 長女が夏休みのキャンプに出掛けています。初めて親元を離れての二泊三日です。次女は一人っ子体験中。といっても朝、食卓に来ない姉が居ないとは思ってもいません。 長女が出掛けるキャンプは学校からの紹介を親同士の情報交換…
「ザ・芯!」 そう言いながら子供たちがキャベツの白っぽい部分をお箸でつまみます。食べなさい、と言いつつそのうち受け取ることになります。細切りにしているはずのお好み焼きでも、中を探っていきます。細切りにしきれていないという噂もあります。 問題…
「夏休みになったらね、朝に公園で走るの。リレー選手になりたいから。あー、でも宿題も終わらせちゃいたい」そして喜びのお手紙を書きしたためていました。 自由な長い夏休みは毎年来ると思っていました。そうではないということを知ったのはいつからか。い…
「えほん読んでるの!」 休日の朝、三歳児の妹が六歳児の姉にえほんを読んでもらっています。小学校に通ってもうすぐ夏休みになる姉は、漢字も読めるようになってきています。親が絵本を読むだけではなく、下の子まで自分たちで本をめくります。 下の子はひ…
「ガキっ」 味わい深い親鶏ミンチのつみれを使った親子丼を食べているときに、父親の口から異音が家中に響き渡りました。いや本人としては響き渡ったように聴こえました。そして続いたのはうめき声です。子供たちが怪訝そうにこちらを伺っています。 親子丼…
「青菜のはもういい」 4月2日からお弁当が開始し、父親の弁当作りが始まりました。しかしここにきてお弁当の1品に停止命令です。はじめに"ほうれん草の胡麻和え"を入れたときには「美味しい」って言ってくれたのに。それに調子に乗って4日連続したのが原因で…
「ここでいいよ、パパあっち」 小学校への送りの際に長女が小さな声で言いました。校門が見えはじめる頃合いです。 長女の通う小学校は、オフィシャルに2週間、親の送迎必須期間がありました。それを超えた後、すぐに子供が自立を始めました。校門が見える前…
「学校にいきたくない」 親的には進級、入学の興奮も覚めやらない朝でしたが、長女がベットから出てこずにつぶやきました。 入学式、そしてその後の初登校は、それはそれは胸熱なものでした。入学式での子供の入場姿、そして朝のお見送りの後に上級生と共に…
「いぇい、いぇい、いぇい」 6歳と3歳の姉妹がノリノリです。二人で遊んでいます。完全に二人なので親の手がかかりません。夜ご飯の準備が捗ります。捗りすぎて作りすぎそうです。 本日の献立は、新しい生活が待ち受ける来週に向けての滋養強壮「鶏肉ぶつ切…
「こんなーにーおーきくなーったよ」 本日は卒園式。よそ行きの子供たちと久々のフォーマルを着た親が、保育園に赴きました。長女の足元は初めての革靴。前日の夕方に持っていないことに気づき、買いに走った一品です。小学校に入学してからも、しばらく使え…
「別人のようです。5段階ですね。」 眼鏡をかけはじめたころからお世話になっているメガネ屋さんのお兄さんに検眼をしてもらいました。当時大学生の私の視力は0.7ぐらい、視力的にはメガネをつけるかどうかという程度。どちらかというと斜視による疲れ目の対…
絵のない本の1ページに、食いつくように目を見開いて、6歳になる長女がささやきました。サツキが雨降るバス停で、メイを背負いながら父親を待つ場面です。 2月はじめに魔女の宅急便の読み聞かせを始めて、それが4巻まで来ています。4巻のサブタイトルは「キ…
「筆箱ってこうなっているんだよ。」 「へ〜、そうなんだー。」 姉妹で筆箱をまじまじと眺めての会話です。この筆箱は、長女の小学校の入学準備として着々と整ってきた文具の一つです。 先週にはランドセルと制服が届きました。姉妹揃ってランドセルを背負っ…
「もっと見たかったー」 3時間を超えるバレエの発表会が終わると、3歳児が駄々をこねました。4時半から8時を過ぎるまで、三部にわたる舞台でしたが、泣かず、動かず、親のお膝に座り、舞台を見据えていました。耳慣れた音楽が流れた時だけ、膝から降りて踊っ…
「発表会頑張ってね!」 保育園の先生が長女に声をかけて送り出してくれました。明日はバレエの発表会です。バレエを始めてから8ヶ月、まだ8ヶ月なのかという生活への溶け込み方なのですが、とうとう初めての発表会がやってまいります。 se-papa.hatenadiary…
「高菜そばが食べたい!」 夕飯をお鍋にするか、高菜そばを作るか迷っていると、長女が叫びました。奥様も好んでくれるので幾度となく作っていますが「えぇー、高菜そば」と言われることが多く、食べたいと言われるなんて感無量です。とはいえ、なんだかんだ…
「なんでマジョタキュじゃなくてマジョタクなの?」 グリム童話からアンネリとオンネリのシリーズ、と絵の少ない本を手にとるようになり、次なるチャレンジとして「魔女の宅急便」を選んでみました。絵のない本で、想像を膨らませながら読むようになった我が…
「今日はいっぱい読んだ〜」 三歳になる下の子が、入眠前の絵本を読んだ後、満足そうに叫びました。家では読み聞かせに集中しないなと思っていましたが、年齢相応の絵本を読み聞かせると、疑問や思ったことを親と対話しながら楽しんでおりました。 上の子方…
「パパ、一番前の席に座ってね。」 昨日は長女の保育園生活最後の発表会でした。発表会では、子供たちが数ヶ月練習してきた劇を発表します。今年のタイトルは「スイミー」。レオ・レオニの絵本のスイミーのストーリーにあわせた歌を歌いながら、子供たちがミ…
「時計見ないでっ」 見てしまいました。もう夜の10時です。本を読み始めた時は確か8時半。既に1時間半が経っております。6歳になる長女は、アンネリちゃんとオンネリちゃんの世界に夢中です。ブロックで家を作って遊んでいた時も、人形のお名前がアンネリち…
「みてー、自分でみかんがむけたよー。おねぇさんっ。」 夜ごはんの仕込みとして鶏モモ肉を一口大に切り、ニンニク醤油につけようとしていた私に、三歳児が伝えようと叫んでいます。今日の夜ご飯は唐揚げです。次女はおなかが空いて、どうしようも待てずに、…
「続きが出ているかもしれないよ」 エルマーの冒険の三冊目、「エルマーと16ぴきのりゅう」を読み終えたあとの長女の発言です。昔からある本だから、もう続刊はないよと伝えると「えぇぇ」と本当に残念そう。楽しいエルマーとの冒険を終えてしまいました。2…
「いま食べたものがどこを通るか分かるよ!」 6歳児が食事をしながらいいました。「はじめてのからだえほん」を読んで体の仕組みに興味津々です。少し読むのは長い絵本ですが、からだの動きについて詳しく説明してくれます。 はじめての からだえほん パイイ…
「ドンドン、ブーブー、バッフバッフ」 近くの図書室で世界の国々特集がされており、他の国の様子がうかがえる絵本が我が家にもやってきました。登場人物のお名前や風景、風習、それぞれが新鮮で子供たちも興味津々です。 南米のお祭りの様子を教えてくれる…
「ルクセンブルクはー」 6歳児が地球儀になっている大きなビニールボールで国を探しています。ボーネルンドの「プラネットボール」です。手元には「世界えじてん」、世界各国の国を絵付き1ページで紹介しています。この絵本で見つけた国を地球儀で探そうとい…
「あーきのーことーです〜♪」 朝、起き出した姉妹が肩を寄せ合い、歌を歌っています。二人で声をあわせて歌うというのではなく、姉が歌ってあげて、妹が知っているフレーズで声をあわせています。 姉が手にしているのは「こどものうた絵本140曲」。かつて親…