SE父さんの事件簿

3歳児と6歳児を育てるシステムエンジニアのお父さん

オンネリちゃんとアンネリちゃん

「時計見ないでっ」

見てしまいました。もう夜の10時です。本を読み始めた時は確か8時半。既に1時間半が経っております。6歳になる長女は、アンネリちゃんとオンネリちゃんの世界に夢中です。ブロックで家を作って遊んでいた時も、人形のお名前がアンネリちゃんとオンネリちゃんになっていました。

この世界に入り始めたのは「オンネリとアンネリのふゆ」からでした。1日に1章づつを目処に、読み上げてあげ、横で子供も目で文字を追っていきます。たまに出てくる美しい挿絵に手を伸ばし、じっくり自分の頭の中の世界との一致を確かめています。ただ1章読むのに約30分。時間はかかりますが、小さな女の子二人の住むお家で起こる、不思議で、優しい、そして美しい風景を感じるお話に大人も先がワクワクしますので、あっという間に過ぎ去ります。

シリーズは「オンネリとアンネリのおうち」から始まります。薔薇乃木夫人との出会い、二人が家を持つこと、そこから自分たちの家庭を見直すこと、隣の家の人々とのお付き合い、なんだか生きていく上で大切なことを、そっと、やさしく、でも説教じみてはいないんですよ。展開される不思議なお話に、子供も「どうなるんだろうね」と展開に目を丸くします。

私たちの場合は、最初に「オンネリとアンネリのふゆ」から読んでしまいました。なので謎は多かったのですが、それでも十分に入り込むことができました。小さなショーララ家の人たちとの出会い、いじわるなお手伝いさんとの戦い。最終的な解決の時には、子供と二人、胸を撫で下ろしました。

この本自体、古い本ではあるのですが、子供が手に取るまで知らなかったです。自称、本の虫として図書館のどこに何の本があるかを知っているつもりではありましたが、自分の興味というメガネがかかっていたことを痛感します。子供が手に取る本は、新しい本はもとより、古い本でも「初めまして」が多いです。映画があることも知らなかったです。

しかし、小さい字で、184ページもある長いお話ですから時間がかかる。そして子供も先が気になりますので1章では満足しません。昨晩は、結局、読み始めること2時間。残っていた4章分を読み終えて、時間は10時半となってしまいました。そして邦訳されているシリーズ本はこの2冊だけ。ひみつの作戦も書籍で出ないものか・・。