SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

ダンゴムシ一日体験

「見て見て!うごいたよ!」

上の子が虫かごを覗き込みながらつぶやいています。中にいるのは二匹のダンゴムシ。キャンプの所持品として虫かごをゲットした我が子は、公園に虫を捕まえに行き、ダンゴムシを連れて帰ってきたのです。奥様は近寄りません。

ダンゴムシを連れて帰る知識の準備は十分でした。なんせ「ぼく、だんごむし」で飼い方を、「ダンゴムシ みつけたよ」で何を食べるかを学習済みです。4歳の時からの積年の夢でもあります。とはいえ書籍中の「ヤコーセー」の意味は、暗くなって動き出したダンゴムシたちで身をもって学習しているようです。

公園では木のうろの葉っぱを父親に裏返させてダンゴムシを虫かごを手に公園を歩くと、色々な虫を捕まえたくなるようです。カメムシ、ハエを捕まえようとするのは全力で引き止めました。といっても父親に捕まえさせようとするのですが、

さてダンゴムシは一泊だけ家に居て、公園のおうちに帰してあげる約束です。

はちみつの絵本

「えほん読んでるの!」

休日の朝、三歳児の妹が六歳児の姉にえほんを読んでもらっています。小学校に通ってもうすぐ夏休みになる姉は、漢字も読めるようになってきています。親が絵本を読むだけではなく、下の子まで自分たちで本をめくります。

下の子はひらがなが少し読めるようになってきました。興味があるようです。絵本のお気に入りの一ページを自分で読んでみたりします。句読点は理解していませんし、”は”や小さい”つ”の読み方もまだです。すぐに疲れてページをめくりますが、学習の萌芽を見受けられます。

子供たちは最近ハチミツの本を読んでいます。最初に私が手にした絵本から、ハチミツが出来る様子が楽しいようです。ただ実物を見に行くのは嫌らしいです。

最初に読んだのは、絵の本で"はちみつ"。はち達が口移しで花の蜜を、はちみつにしていくことに驚きます。

次には写真で。子供たちは何の花のはちみつを食べたいかで大盛り上がり。

そして今読んでいるのはミツバチの絵本。高度になってきました。字が小さいので読み聞かせと言われると考えてしまいます。

いつも読んでいる本に、知的好奇心を刺激する一冊を入れ込んでみるのも面白いです。何より父親も脳が刺激されつつ、「人間は料理をする」のハチミツ酒の発酵の話を思い出して喉がうずきます。

大きな古時計

「なんでおじいさんいないの?」

お風呂で古時計を熱唱していると3歳児が見上げて尋ねました。歌絵本の大きなのっぽの古時計の挿絵に、おじいさんが描かれていないのが気になるのです。

都度都度、おじいさんは天国に行っちゃったんだよと伝えても通じません。なんでいなくなっちゃったのか、なんで死んじゃうのか、疑問はつきません。難しいテーマです。

「☓☓くん、天国に行っちゃったんだよ」

天国という言葉を逢えなくなると理解してしまったようです。☓☓くんは保育園変わっただけです。

きょうはたくさんよんだ(3歳6ヶ月)

「はだかんぼー」

裸には違いないかな、でも「まわし」をしていてね・・パンツというべきなかな・・。寝る前の下の子にお相撲さんの絵本を読み聞かせながら、最初の子供からのコメントに戸惑う父親です。三歳の下の子は、じっと聴くよりも、本(親?)と対話しながら読み進めることを好みます。動く口が止まりません。

昨晩は他にも「ドアがあいて・・」で元気になる壊れたおもちゃ達を眺め、嫌いな注射がある病院での待ち時間のドキドキを思い出します。

そして「14ひきのもちつき」で登場する14ひきが誰だか当てて、つきたてのおもちに涎を飲み込みます。和菓子、お餅がケーキより大好きです。登場する兄弟達が「14ひきのあさごはん」よりも大きくなっている、歳をとっていることに気づきます。

最後はかこさとしさんの「ことばのべんきょう」二冊。流石に「きょうはいっぱい読んだー」と満足して眠りにつきました。

 

 

リモートワークで失ったもの・得たもの

「別人のようです。5段階ですね。」

眼鏡をかけはじめたころからお世話になっているメガネ屋さんのお兄さんに検眼をしてもらいました。当時大学生の私の視力は0.7ぐらい、視力的にはメガネをつけるかどうかという程度。どちらかというと斜視による疲れ目の対策でした。

最近はリモートワークで常にディスプレイとの睨めっこ。たまに外に出ると「人の顔が見えない」と思っておりました。そんなおりに奥様から、卒園式で子供の顔が見られなかったらどうするの、との提言があり、昔馴染みのメガネ屋さんに駆け込むことになりました。

検眼をしてみると視力は0.1。メガネ屋のお兄さんとも悩みながら、5段階の矯正で0.7に持っていくこととなりました。「そろそろ視力も落ち着く歳のはずなんですがね」と会話しつつ、失った視力に思いを馳せつつ「目力を抜いて生きたい」なんて考えております。

「一生いっしょ。」

子供たちが足に絡みついて言った言葉に、文字通り小躍りしつつ、「何があるかわからないよ」と言うと、「いるよ!パパはずっといるじゃない。ママは、遅番とか夜勤があるけどさ。」と長女。親がいない、なんてことは想像もしないんだろうなと。

リモートワークになった父親は、常に家にいます。ここ2年での出勤は2~3回の頻度。一昔前はデータセンターで夜を明かすこともありました。今ではシステムに家から繋ぐこともできます。会議、仕事は夜中まで続いています。でも家にいます。

子供の言葉を脳内録音しつつ、日々と体を大事にしなければと誓います。子供たちが大きくなったら、ヨシタケ シンスケさんの絵本のように「あんなに あんなに」と夫婦で語りたいものです。いや「今」をもっともっと楽しみたいな。・・というわけで本日は寝坊です。

 

こぶたのはなこさんに刺激される夜の小腹

「サンドイッチ食べたい」

3歳児が読み聞かせの絵本を見ながら呟きました。下の子は本を読みながら対話をしていきます。じっと話を聞いていた上の子と異なるスタイルです。将来、バシバシと新聞やテレビにツッコミを入れることでしょう。読書は時空を超えた対話と言いますから、こんな読み方も一興です。

さて読んでいたのは「こぶたはなこさんのおべんとう」。お弁当付きのはなこさんが、山盛りにお弁当を作って、こりすさんとお出かけし、到着するまでに休み休み食べ尽くす、というお話です。一番最初に食卓に着く食いしんぼうな下の子が、いま大好きな一冊です。

最初の一ページ目からはなこさんが、ウィンナーを焼いている絵が飛び込んできます。親には衝撃的なページですが、子供は純粋です。「おいしそう。ウィンナー食べたい。」、一方の6歳児は「食べすぎなんだよー」と合いの手を入れます。

さて、寝かしつけで小腹が減ってしまいました。しかしここで食べると肉がつく。さて明日の献立はどうしようか。

 

バレエの発表会前日

「発表会頑張ってね!」

保育園の先生が長女に声をかけて送り出してくれました。明日はバレエの発表会です。バレエを始めてから8ヶ月、まだ8ヶ月なのかという生活への溶け込み方なのですが、とうとう初めての発表会がやってまいります。

se-papa.hatenadiary.com

教室には月3~4回通うだけですが、保育園の発表会が終わった昨月からは、毎晩一通り踊っています。日々の姿勢も良くなっています。歩く時にも爪先で歩いたり、保育園でもバレエを習っているお友達と踊ったりするようです。一人で読む本も「リトル☆バレリーナ」。仕上がってきている気がします。

かわいい衣装も家に届いております。レンタルなので汚すと大変です。大人の部屋の本棚の上の方に掛けて保存しております。長女も、そして次女も、たまに眺めているようです。ヒラヒラ、キラキラなTheバレリーナな衣装です。

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お教室に通わせていない次女も、練習とバレエ熱をあげることに勤しんでいます。6歳からの開始に引き延ばせるか、熾烈な親子の駆け引きです。始めてしまったら・・お財布ともにらめっこです。

さて、コロナにも、風邪にもならずに明日を迎えることができました。最後の最後で体調を崩さないように休日を過ごしたいところです。