SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

上の子の6歳の誕生日

「きょうのお洋服を選択して!」

先日上の子が誕生日を迎えました。誕生日の保育園には、気持ちの上がるお気に入りのお洋服を着ていきます。洗濯がかりは夜に洗濯と乾燥を忘れるわけにはいきません。

生まれてから6年、流れた歳月と元気に育つ我が子、そして私自身の記憶の少なさに遠い目をしてしまいます。「あの小さかった子が」と思いに耽る親になった記念日です。といってもまだ6年、私の母も「小学校に入ってからよ、もう忘れたわー」と言います。認知症なので受け止め方が難しいです。

さて、誕生日プレゼントには、バースデーカードとバレーシューズ入れを贈りました。気持ちを表現するのが下手な我が子。意中のものではない包装の外観に一瞬失望の表情が翳りつつ、丁寧にあけて喜んでくれました。こういう反応も誰に似たのか。

そしてバースデーの食事の要望はオムライス。ケーキはスポンジを買ってきて、デコレーションしてあげました。余ったクリームを味見と楽しむのも誰に似たのでしょう。私を見ているようです。

5歳児、マイクロプラスティックに憂う。

「パパ、見て、ねぇ・・」

大きく目を見開いた表情で、5歳児が本を開いていました。そこには海に捨てられた網に引っかかりながらも泳いでいる海亀。リアルな写真ほどに大きな衝撃はありません。そのままページをめくり、プラスチック、人が出すゴミが与える影響を目の当たりにしておりました。

その後にまたもう一冊。本で海の生き物がプラスチックと泳ぐ様を眺めておりました。心なしか言葉少なげで、これらの本から何を感じたかはわかりません。何回も読んでいる様子もあまり見かけません。

ただゴミを分別している父をじっと見ていたので、本のことに触れてあげるとスマイルを見せてくれました。

 

保育園の夕涼みの会

「かき氷はね、作るのはね、手で回すのと、ボタン押すのがあるの」

5歳児の上の子が通う保育園では、年長さんのクラスが保育園に1泊するというイベントがあります。コロナ禍でも先生たちが準備してくださり「夕涼み会」として、1日年長組の子供たちのお楽しみの日として先生方が開催してくださいました。

お泊まりは無しですが、子供たちの希望を叶えて、朝は水遊び、昼は園内ピクニック、おやつはかき氷、夜ご飯にみんなでカレー作りとイベント盛りだくさん。上の子は1ヶ月以上前から楽しみにしておりました。

料理番である父親にとってのハードルは、お昼の園内ピクニックに持たせるお弁当作り。子供も作ってほしいものを「唐揚げとタコさんウィンナーと卵焼きとおにぎり」と述べておりましたので、作らないわけにはいきません。朝起きれなかったらと寝られずに、仕込みを夜にして4時半に起きてお弁当作り。15年お弁当を作ってくれた母親に感謝と懺悔の気持ちになります。

姉にお弁当を作ると2歳児の方も断然欲しがります。作ってあげると、大事そうに冷蔵庫にしまい、夕方帰宅すると駆け込んでお弁当を広げて、食べておりました。

姉の方は夜に帰宅。「楽しかった・・」と全力を使い果たして帰ってきました。最高に充実した1日だったようです。

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おままごと

「みてー、茄子!バナナ!」

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五輪連休の間に外で仕事を少しして帰ってくると、5歳児が箱の中に折り紙で作った作品を並べていました。2歳児と姉妹で食材とお弁当を折り紙で作ったのです。それぞれ良くできています。昔に私が作った折り紙のスプーンとフォークも添えて。クーとマーの「ごちそうなあに」を彷彿とします。

 姉の横で妹が、料理用のボールにレゴを入れて、木べらでかき混ぜています。ガラ、ガラ、ガラと小気味のよいテンポです。顔には満面に広がる笑顔。使いたい料理道具で自由に遊んでいるです。

「ホットケーキつくってるのー」

・・・部屋は今朝片付けたとは思えない様相ですが、楽しんでくれているということです。

5歳児と2歳児の盛り上がりを日々の献立に込める

「やったー」

夕食の献立を伝えると5歳児がガッツポーズをして喜びました。子供たちはツボが抑えられると献立に喜び、もりもりと食べてくれます。食事の作りがいがあるとはこのことか、と食べている子供たちを眺めながら思います。

昨晩はシーフードミックスを使った"海鮮あんかけ焼きそば"。野菜たっぷりのあん部分も食べてくれましたが、より興奮しておかわりを重ねていたのはコゲをつけた麺の方。献立を伝えたときにも「できるだけパリパリにしてね!」と5歳児。

副菜の"オクラの煮浸し"も「いぇーい」といってくれる今が旬なポイントです。そして子供たちが奪い合うのは味の浸みたおかかです。オクラも含めて美味しそうに食べてくれます。ただオクラに苦味があると「苦かった」と私のお皿に移動してきます。

"鶏肉と夏野菜のニンニク煮込み"を熱いのにもかかわらず作ると、これも貪るように食べてくれました。子供たちにヒットするキーワードは、ゴロゴロのニンニク。キャベツの芯を避けるのは祖父譲りです。

本日は、五輪連休の二日目、朝のお散歩で暑さにやられ、昼食には冷やしそうめん、おやつにはパイン缶を使って寒天を作りました。家籠りです。冷やしそうめんには胡麻を大量に入れて、寒天は固まるのが待ちきれない姉妹です。

直近の日々の料理です。

海鮮あんかけ焼きそば(30分)

シーフードミックス、焼きそば麺x5、キャベツ、しめじ、玉ねぎx1、ニンニク2カケ、長ネギ、小松菜(冷蔵庫の野菜の残で決定)

  1. 焼きそば麺を多めの油で炒めて焦げ目をつける
  2. ニンニクを強火で炒め、冷凍したままのシーフードミックスを入れる
  3. 野菜をいれていためる、この時に日本酒
  4. 水をいれてキャベツが柔らかくなるまで中火で煮る
  5. 薄口醤油、塩で味を整えて、溶いた片栗粉をいれる

 オクラの煮浸し(10分弱)

オクラ、カツオ節の薄削、薄口醤油、日本酒

  1.  オクラを丸のまま煮て火が通ったらあげてヘタをとり切り込みを入れる
  2. ごく少量の水を沸かして、カツオを入れて、日本酒、醤油をいれる

 鶏肉と夏野菜のニンニク煮込み(30分)

玉ねぎ、キャベツ、ニンニク(薄切りにしない)、ニンジン、オクラ、ナス、鳥もも肉

  1. 玉ねぎをじっくり目に炒めて、ニンニクと一口大の鶏肉を追加投入
  2. 塩をいれて少量の水をいれて蓋をして、弱火で放置しておしまい

2歳児、トイレに成功する

「トイレいく〜」

2歳児がおもむろにトイレに向かい始めました。母親に急かされて、父親も同行します。オムツにではなく、トイレをチャレンジしたいお年頃です。ズボンとオムツを脱がせてあげて、座らせてあげます。

最近、保育園でトレトレーニングをしております。お兄さん、お姉さんがトイレであることを理解しており、トイレへの憧れもあります。何よりこの時期、パツパツのオムツより、パンツの方が気持ちが良いのかもしれません。トレーニング用のパンツですが。

「でたーーー!」

しばらく座っているとおしっこがチョロチョロと出てきました。ぼーっとしていた父親も驚いて子供の顔をみると、本人も驚きと喜びの入り混じった顔をしていました。

「おトイレせいこーー!おねーさんパンツはくぅー」

これからお出かけなので、おむつの方が安全かなーと思う親心、子知らず。もうオムツ履かないオーラをバンバンに出してきています。

父親の睡眠と勤務時間の苦言を呈す2歳児

「パパ、いつもしごといてるじゃん・・たらりー」

夜にリビングでパソコンを開いて仕事をしていると、先にベッドに入ったはずの2歳児がやってきてぼやきはじめました。早くベッドに来いというのです。顔も不服そうにしています。さらに私の横の椅子に座って繰り返します。

「いつもしごといてるじゃん・・たらりー、たらりらりーらーん」

末尾にバッハの「トッカータとフーガ」を付けるぼやきが可愛いく、「もう一回言って」と繰り返えさせてしまいます。ただ時間も遅いので寝室に誘うと「でもさー、パパお風呂まだ入ってないじゃん・・たらりー・・」と私を就寝に導入してきます。2歳児に母親の姿が透けて見える気分です。

さてお風呂に入ると寝室から「パパいつもしごとしてる」と母親にぼやく声が聴こえます。急いでお風呂から上がり、寝かしつけに参戦しようと寝室に入ると寝息を立てて眠っておりました。そっと布団をかけ、私も横になりました。