(2歳児)「これ知らなーい」
(5歳児)「先生。知ってると思うよ。」
二人が見ているのは「こどもことば絵じてん」。最初これを眺めていた姉に、遊んで欲しい妹がちょっかいを出し始めていました。そこで妹に「知らない絵を指さしたらねーねが教えてくれるよ!」と伝えると姉妹の問答が始まりました。
回を重ねるごとに段々とクイズのようになってきました。
(5歳児)「これなんだと思う?これはねー・・」
さて 分厚い本です。これは面白い展開になりました。
(2歳児)「これ知らなーい」
(5歳児)「先生。知ってると思うよ。」
二人が見ているのは「こどもことば絵じてん」。最初これを眺めていた姉に、遊んで欲しい妹がちょっかいを出し始めていました。そこで妹に「知らない絵を指さしたらねーねが教えてくれるよ!」と伝えると姉妹の問答が始まりました。
回を重ねるごとに段々とクイズのようになってきました。
(5歳児)「これなんだと思う?これはねー・・」
さて 分厚い本です。これは面白い展開になりました。
「ぴーんぽーん、おとどけものでーす」
下の子がおもちゃを抱えて叫んでいます。「宅配のお兄さんごっこ?」と聞くと「ちがうよー」とのこと、何遊びかわかりません。
家では姉妹でいろいろな遊びを繰り広げております。椅子をつないでバスに見立てたり、パンダのぬいぐるみを赤ちゃんにして保育士さんをしたり、お飯事をしたり。名前のない遊びが大半です。
毎月、保育園の担任の先生からお便りをいただきます。その中に「名前のない遊びを大切に」とありました。こどもの遊びを大人が「違うよ」とか「危ないよ」と言わずに、見守ってあげようというお話です。
頭フル回転の子供たちの想像力を止めないようにしてあげたいものです。大切なことだなと思います。子供は色々な遊びを繰り広げます。おもちゃなんてなくたって遊びを編み出していきます。下手な知育玩具より、知能がつきそうです。
「パンダさん、お風呂に入りましょうね〜」
「う、、それは料理を入れる・・。」いや、ぐっと我慢です。先ほど洗ったばかりの容器ですが、、ここはぐっと我慢です。
「2つ三つ編みしよ」
妹が大人しくしています。姉が妹の髪の毛を三つ編みしてあげています。すごく上手に三つ編みをしてあげられるようなりました。もう「2つ三つ編みって何・・」と呟いているパパよりも断然上手。指運びがスムーズです。
保育園の先生方は超絶技巧な三つ編みを子供達にしてくださいます。縦から見ても横から見ても、どうやってこんな編み方をしているのか私には解読不可能です。その超絶技巧を姉が学んで帰ってくるのです。しばらくの間、子供の三つ編みすらしていない私に敵うはずがありません。
もうパパは「えー、パパがやってくれたの!?」と保育園で先生たちに言われた過去の思い出を大事にして生きていくことにします。
「こっわ・・」
2歳児が姉の歯に手を触れて、恐れ慄きました。そう、姉の歯がぐらぐらしていたのです。保育園の同じ組のお友達の中で特段早い方ではありません。もう何本も抜けている子供たちがおります。そんな歯抜けメンバーに我が子も仲間入りしようというところでした。
歯が抜けそうな時の食事は大変そうです。硬いものを抜けそうな歯で噛んでしまうと、歯がよじれ痛そうにしております。昨日は柔らかいバナナをギブアップ、残されたバナナには血がついておりました。親が仕上げ磨きする時にも「やさしくね!」と注文がつきます。私自身も歯が抜けそうな年頃の時にも四六時中、気になったことを思い出します。
親としては抜けた歯をどうするかも悩みどころです。昔は屋根に放り投げて、屋根を越えられたら丈夫な歯が出てくるとか言ったものですが、戸建てだった実家と違い、現在の住まいはマンション。屋根は彼方です。
「ぬけた!」
下から大人の歯が顔を出しておりました。食事中、飲み込まないでよかったと安心しながら、抜けた歯をしげしげと眺める父親です。
「ぱぱー、なに色が好き?」
最近の忙しなさと、座り続けている運動不足で疲れが抜けず、日曜日の朝から倒れていると子供が訪ねてきて質問されました。「あお」と答えると「わかったー」と帰っていきました。
1時間後、子供たちを遊びに連れて行かなければと立ち上がったところ、子供たちがお手紙をくれました。この思い出をしがしがと味わいながら生きていきます。
「チリとチリリ、よんでぇー」
絵本を読み聞かせしても、おちついて聴いていられなかった気がする2歳児が、最近は絵本を読んでいると復唱したり、絵をじっと見入ったりして、集中するようになってきました。少し前は、姉の本を憧れで持ってきて、長くて飽きるパターンが多かったのですが、最近は自分がわかる絵本を持ってきます。
そんな下の子が継続して好きなのは「14ひきのひっこし」です。特に好きなのが「いたちは僕らをたべるこわいやつ」というセリフ。このパートは親が読むよりも早く、自分で発言します。
そして、なぜか季節外れのクリスマスの本の五味太郎さんの「まどから おくりもの」も好きです。こちらも復唱しながら読んでいます。サンタクロース が「このいえには誰もいない」というと「くまさんのおうち!」と叫びます。
チリとチリリのお話も好きです。チリとチリリが従妹に似ているというところもポイントが高い模様。不思議なお話の展開に5歳児の方も釘付けです。
昨晩読んだのは「いろいろたまご」、「まよなかのだいどころ」、「おおきなかぶ」。これらの絵本も大好きです。「まよなかのだいどころ」では読み終えると「ミッキー、ねんねしちゃったね。」と読後の感想を言っておりました。「おおきなかぶ」で犬が猫を読んでくるのが好きらしく「わんわんがにゃんにゃんを呼んできて」と自分で音読します。
姉の方は、一人で本を読むことが多くなってきました。とはいえ下の子に絵本を読んであげると気になる様子。まだまだ読んだことのない絵本もたくさんあるので、読み聞かせの楽しみは尽きません。
「早くやるね!」
そのスピードに父親はもはや呆然とするのみでした。二歳児は羨望の眼差しで姉を見ています。保育園で鍛錬を積んだ"アルプス一万尺"を、もはや為す術のなく立ちすくむ父親相手に五歳児が繰り広げていました。
子供の頃に女の子が楽しんでいるのは見ていました。その時に鍛錬を積んでおけば良かったのにと振り返ります。人生何が役に立つのかわかりません。あの時に横目に見るだけでなく楽しんでいれば、いま子供にもドヤ顔ができたのに。
「これの繰り返しだよ!」もう少しゆっくりお願いします。