SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

お気に入りのワンピース

 「んー、んー」

1歳児が服を両手で持ち上げてこちらを見ていました。どうやら着たいご様子。前日に姉に着せてもらったワンピースです。このワンピース、色は赤、表と裏にハート、そしてスカート、1歳女子の気になるポイントがギュッと詰まった一枚です。

このワンピースで上の子も「お気に入り」に目覚めました。一時期は、毎日着ていました。洗濯がされておらず着られない時は玄関でうだうだしていた気がします。今は複数ある一枚からその日の一枚を選べるので、そういう「これしかダメ」期はとうに過ぎております。今は「これは穴が空いている」「これは小さい」と親の不摂生を反省しそうになるコメントのみです。いやお気に入りをとっておきたくて保育園に死蔵しているせいですよ。成長すると変わるものです。

話は戻って下の子も「お気に入り」が始まったようです。さてしかし、そのお気に入り。しかしながらすでに生地はモロモロ。いやいや他にもと薦める親の思いは全くもって子知らずです。

力をあわせてピザを作る

連休に入る前に、保育園の栄養士さんが、子供と作るお料理レシピを配ってくださいました。奥様休日出勤中のワンオペタイムに、そのレシピを助けにご要望の高かったピザを作りました。子供が作れるお薦めのメニューとあって、作るのもお手軽。子供もちゃんと料理に参加できて高い満足度です。というわけで、せっかくなので記録を残しておきます。

材料(2枚分)

【生地】

  1. 薄力粉 200g
  2. ベーキングパウダー 小さじ1
  3. ぬるま湯 100cc
  4. サラダ油 大さじ1 → せっかくなのでオリーブ油に変更
  5. 砂糖 小さじ2

【トッピング】

*冷蔵庫にあるもので作成

  1. ケチャップ
  2. ベーコン/ウィンナー
  3. ブロッコリー
  4. ピーマン
  5. マッシュルーム/舞茸
  6. プチトマト
  7. チーズ

 生地は材料を全て混ぜてこねて、麺棒で伸ばします。4歳児も手伝います。のばしたピザにトッピングをしていきます。トッピングからは1歳児も参加します。いつも料理のお手伝いはお姉さまだけなので、呼ぶと至極うれしそうにしていました。ただおいてみてはお口に移動させて、とつまみ食いばかりなのでプチトマトの消費が激しかったです。ここまでで約30分程度、あとは焼きます。

焼きは200℃に温めたオーブンで15分、クリスピーなピザが出来上がります。子供達も大喜びで食べた結果、両親のお腹は欲求不満でおわりました。3枚分とした方が良いかと思われます。 そして後日、奥様はジェノベーゼソースを買ってきてくれました。大人へも味の満足度は高かったようです。

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冷たい麺はじめました

「あついのイヤ!」

お昼ご飯を何にしようかと思案しているときに、4歳児からのご要望がありました。公園でひとしきり遊んだ後です。確かに親も1歳児のソフトボールでバレーボールを楽しんだため、一汗かいている。子供に「何が食べたいのか」と聴いても、ヒントが出てくるわけではありません。曰く、「あついのはイヤ。」数分前に「熱いからアイス食べたくなっちゃう」と発言していたので、アイスが正解なのでしょう。そうは問屋が卸しません。

ということで、本日から冷たい麺を始めました。炸醤麺ジャージャー麺)です。流石に冷やし中華ではありません。肉味噌は冷蔵庫にある食材で、甜面醤もないため普通の田舎味噌です。結果として薬味が強めになりました。

材料(4人前)

  1. 豚肉ミンチ
  2. 長ネギ(半分、小さく刻む)
  3. ニラ(半束、6本ぐらい、小さく刻む)
  4. にんにく(1欠片を刻む)
  5. お酒
  6. お味噌(今回は信州味噌を使用)
  7. 中華麺(今日は平打ち麺)
  8. きゅうり(1本)

この材料でフライパンに油を引き、4の刻んだにんにくを炒め、1の豚肉ミンチを入れ、色が変わったら、2と3の薬味を入れて炒めたのち、お酒、そして水を入れます。煮立ったところ、7のお味噌を入れて味を整えます。そして中華麺を湯がき、水で締めます。そして中華麺をお皿に装い、細く切った9のきゅうりと肉味噌をトッピングして仕上げます。

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「冷たい麺、やったー!」正解だったようです。きょうだい揃ってバクバクと食べてくれました。

こんなときこそ新幹線で国内旅行・・気分

「あっ、姫路城・・」

コロナ禍のなかで、青森から鹿児島まで新幹線での日本旅。ステイ・ホームが叫ばれる中で、あくまでも絵本の中での贅沢です。絵本「新幹線のたび」では新幹線の沿線の情報が絵で見て楽しめ、各地の旧所名跡をたどることができます。我が子は新幹線沿線ではありませんが、描かれたディズニーランドに大興奮。シンデレラのお城とはしゃいでいます。

巻末には、各ページに描かれた各地由来の人物や電車、動物などを探すというお題が提示されております。「寒いところにあるのかな、暖かいところかな」と楽しみながら各地の名物や偉人を知ることができます。おおよそは理系なのに社会系科目が好きだった父親が、地理歴史の知識を駆使して探し出すことになります。鉄分少なめの我が子は、電車を探すという楽しみにはまだ惹かれていないようです。

そんなお題の中で西郷隆盛像を探していると「(保育園の)A先生とB先生は、西郷さんのお面持ってるんだよ!」・・・随分と渋い趣味の先生がいらっしゃるようです。

きょうだいは早い

4歳児「どんな色がすき〜」
1歳児「い〜、、あお!」
4歳児「あおい色がすき〜」
1歳児「い〜」
4歳児「一番先になくなるよ、あおのクレヨン」
1歳児「ん〜」

このやりとりが可愛くて何回続けてもらったでしょうか。二人ともノリノリです。下の子は体を揺らしながら、曲の文節の最後の音を発音しています。上の子が教えるからか、コドバを覚えてきました。絵を見ながら「ゾウ」や「いりん(キリン)」と指差しています。全ての四足歩行の生き物が「にゃんにゃん」であることからは次の境地をぐんぐん切り開いております。

上の子に倣って絵本もよく読んでおり、よくちぎって親を慌てさせます。やはり硬い本が安心です。そんな硬くて安心な絵本「じゃあじゃあびりびり」も自分でめくっては読んでおり、「じゃあじゃあ」とか「びびびびび(びりびりびりびり)」と発生しています。姉も読んであげています。

兄弟児は早いと言いますが、上の子が遊んでくれますし、教えてくれるのでそりゃ早い。そんな子供達に目を細めていると「視線の優しさがおじいちゃん級」との評価が奥様から降りました。

シラミとの闘い

「いっぱいいます」

保育園の園長先生からこれからの戦いの日々を予告するお知らせがありました。横には張り紙。幼児クラスで3名、乳児クラスで1名で発症。そのうちの2名が我が子という悲しいお知らせ。家で確認すると頭から確かに小さい白い粒。そう、シラミのたまごです。

令和にもなった現代にシラミが生息しているなんて。シラミというと戦後に子供達が粉をかぶっているイメージしかありません。コロナの恐怖下にあって我が保育園と家では、シラミも臨戦態勢に入りました。看護師の先生が定期的に頭をチェック。たまごが発見された子供達は、離れたところでお昼寝です。布団も毎日干します。家から持って来ている布団にかけるタオルとお散歩につかう帽子は、通常週一回の持ち帰りが、毎日となりました。孵化するまでに退治せねばなりません。

この持ち帰ったタオルと帽子を翌日の登園に持たせなければなりませんので、夜の洗濯と乾燥は必達です。またシラミ取りシャンプーを3日に1回しなければなりません。今回初めて存在を知ったこのシャンプーを薬局で探すことになります。通常のシャンプーゾーンではなくお薬ゾーンに陳列されているので見つけるのも一苦労。キンチョウ製のスミスリンとアースの二種類があり、我が家では、リッター単価のコストパフォーマンスからアースを選択しました。製造元もさすが殺虫という感じです。

シラミ取りシャンプーは頭につけてから5分、流すまでに待たなければいけません。子供にとって耐えがたい5分です。そしてお風呂からあがったら、奥様の同僚から伺った方法で、殺菌もかねた温風のドライヤーでの仕上げをおこないます。下の1歳児は、まずシャンプーが耐えられないので、せっかく伸びた髪の毛を刈り取ることになりました。一気にベイビー逆戻りです。そしてシラミ取り専用の櫛で、たまごを取り除くという作業も行います。

そうこうして約1ヶ月、ようやく園長先生から「パパ、ママ、頑張りましたね!」と解放宣言をいただきました。保育士さんからは「大変でしたね、お父さんには移りませんでしたか?」とのお言葉。そう言われると、なんだか頭が痒い気がして来ましたが、それは内緒にしておきました。

お腹の上で眠る子

「大きくなったなぁ・・」

眠りの最終段階に入った4歳児が、私のお腹の上にやってまいりました。日曜日の朝の惰眠を貪った私は、やけに目がはっきりと冴えていて、子供より先に眠ることなく物思いにふけっておりました。

私の上で寝る4歳児は、赤ちゃんだったその時に、熱を出したり、夜泣きしたりしてお腹の上で寝ていたサイズとは随分と違いました。なんというか余りある感じ。もう少し大きくなるとお腹の上で寝るというよりも、寄りかかるぐらいだろうな、いやいやもう横で寝るぐらいか、、という将来を感じさせるものでした。

子供達二人とも親を一生懸命見上げてお話をしてくれます。上の子も下の子も抱っこが好き。それも今のうち。腰痛が再発している暇はありません。ストレッチと腹筋に励まないと。