SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

とんかつ

「頭も痛いけど・・・とんかつも食べたい。」

新しい学年がはじまって9日目。担任の先生、クラスメイト、教室、アフタースクールのメンバーが変わりました。先生の顔ぶれは持ち上がりで変化が少ないものの、3クラスが2クラスになり、仲の良かったお友達とクラスが分かれ、我が子にとっては担任の先生が変わりました。

新しいクラスでは、席の前後から、新しくお友達も増えたようです。二年生としての生活も始まり、一年生と一緒に行く遠足も来週に予定されています。遠足でペアになる一年生との顔合わせも終わり、お姉さんとしてグループを仕切る練習もしていました。

こうして迎えた土曜日の夕方。お昼に約束したとんかつを準備する父親の後ろで長女が体の不調を訴え始めました。母親が長女を寝室に連れていきます。下の子は豚肉に小麦粉、溶き卵、パン粉で手をベタベタにする父親を眺めています。

とんかつが揚がり始まると、激しい眠気に僅差で食欲が勝った長女が戻ってきました。しかし疲れた体に激しい眠気。思うように箸が進みません。そこで「明日はかつ丼」にするねの一言と、一口食べられた満足感ですぐに寝室に戻りました。

下の子はその様子を窺いながらも、ソースをたっぷりつけたとんかつを頬張っておりました。「キャベツからい(からいらない)」と訴えながら。