「本を読みたくて待てないの」
もう少しで小学2年にあがる上の姉が訴えかけます。そこだけ聴くと相当賢い子です。
「授業が全然頭にはいらない」
ここだけきくと凄く心配になります。
「おやすみ時間が待ち遠しい」
私もチラチラ時計を見て永遠を感じたことがあったなと思い出します。
「だから授業が終わったらね。すぐに本を出して読むの。」
ぼっちの風を感じて友達と仲良くやっているか心配になります。
「そうしたら周りに友達がきて遊び始めるの。」
どうやらボッチではなかったようです。
「アフタースクール(学童保育)で宿題の時間も本を読みたいから一番に宿題終わらせる。」
読書が目標で強化トレーニングになっているようです。ただ今度好きな本を皆の前で発表するというイベントがあるようで、そこは行きたくない模様です。
「1冊なんて選べない、それにみんなの前で話すのはなぁ」
弱気なことを言っています。
「本が好きなのはバレてるし、嫌いとはいえないし」
正直です。
確かに最近担任の先生と面談した際に「本が本当に好きみたいで授業が終わったらすぐに本読み始めるんです」と。先生にもばれていました。