「いよっ、いきだねぇぇぇぇ」
久々に子供の眠気を吹き飛ばす絵本がやってまいりました。絵本「かぶきやパン」です。歌舞伎役者に扮したパンたちが、開店前のパン屋で繰り広げる一世一代の大舞台。腹の底から歌舞伎役者風に読み上げる必要がありますから、私への奥様の視線が熱い、いや冷ややかです。
せっかくもう一冊のパンの絵本は、乳児向けの「ぱん だいすき」で穏やかだったのに、もう一冊がこの歌舞伎の調子なので仕方がありません。これは寝かしつけには厳しい一冊です。
どちらの本も、読み終わった後には、どのパンを食べたいかという話になります。本人はチョココロネ、クリームパン、クロワッサン、パパはバケットらしいです。一歳児もお姉ちゃんの指さしを真似て、「あー」とパンを指差していました。