SE父さんの事件簿

1歳児と4歳児を育てるシステムエンジニアのお父さん

朝の空に浮かぶ月

「くらいからかな・・・まちがえてきちゃったんじゃない?」

抱っこから降ろしたら、長女が閃いたという目をしながら言いました。今朝は、青く澄んでいる寒空に、白い三日月が浮かんで見えていました。子供にとって、夜ではないのに浮かんでいる月が不思議に映りっていたようです。「くらいから」と言っていたのは、本人が建物の陰に入ったから、そして抱っこで日を背にしているからです。

朝の登園では、4歳になる長女が前に抱っこ、1歳の下の子は後ろにおんぶです。父親はコートを着ていて、その上から下の子をおんぶです。子供を背負う紐がコートを締め付けて、しばられたハムのようになります。あまり格好のよいものではありません。そんなことは気にしてはいられません。

それでも下の子を前に抱っこできないかと、上の子に「今日抱っこの可能性ある?」と毎朝確認します。「ない」とか「あるく」と言われれば、コートの下に抱っこ紐を装着して、下の子を抱っこします。。ただ、新しい靴の日ではない限り、そんなことが起きた試しはありません。返事は決まって、「抱っこする」、「可能性あるー」とか言っています。といっても本人、抱っこのまま保育園に入るのは躊躇われるようで、保育園の建物の外でもぞもぞと抱っこからおります。父親だけがボンレスハム状態で保育園に入り、保育士さんたちと挨拶をします。

抱っこから降りて歩き始めた子供に、お月様が明るいからかね、というと目を丸くして言いました。「まちがえて、きちゃったんだよ。」