一昨日のことですが、月齢11ヶ月を迎えた下の子がベッドの上で何にも頼らずに仁王立ちをしておりました。立つときは私のお腹を助けにし、立っているその時は「見て見て〜」という目で、にま〜っと笑っておりました。高速ハイハイもできるようになり、動く私をパタパタパタと追いかけてくれます。なんとも可愛らしい、よく動く子です。
話は変わりますが、上の子に先日読んだ本「だいぶつさまの うんどうかい」は、千年も立ち上がらなかった大仏さまが参加する、ほとけさまたちの運動会のお話です。冒頭から「あみだにょらいさま おひさしぶりです」から始まるので子供はぽかーんとします。
千手観音による玉入れなんて圧巻です。一昔前に「せんと君」が仏様への冒涜と言われたことが頭によぎりますが、絵を描かれている中川さんは僧侶とのこと、問題ないのでしょう。分からないことを分かるようになりたいお年頃の四歳児への説明は大変です。将来的に誤解をうまないかも心配です。でも大人は楽しめる本です。そういえば、ブッダとイエスが現世でバカンスを過ごす「聖⭐︎おにいさん」も好きだった私です。
ちなみによく動く我が子は、立って引き戸で遊び始めました。この子の目には世の中が不思議で満ちているのでしょう。素晴らしいことですが、危険なので対策が必要です。