SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

クリスマスに向けて3歳児と読む4冊の絵本

12月になりました。クリスマス、サンタクロース、3歳でも既に気になる言葉です。そんなクリスマスには父子のハートをつかむ絵本がたくさんあります。ここでは最近気に入っているクリスマス絵本を4冊、書き残していきます。

サンタさんありがとう

サンタさん ありがとう (日本傑作絵本シリーズ)(by 長尾 玲子)

くまさんのお人形をサンタにお願いした男の子とそれを忘れたサンタ、サンタさんに作られたくまさんのお人形のお話です。刺繍の絵で繰り広げられるお話に大人もくぎ付けです。刺繍のくまさんとサンタさんが糸で描かれているのに柔らかく、プレゼントを待つ男の子と送り出すサンタさん、送られるまつくまさんのことばに、プレゼントを贈る側、贈られる側そして贈られるプレゼントに込められる思いを子供に語り掛けてくれます。

ちいさな ちいさな サンタクロース

by フィリップ・コランタン

なぜサンタクロースに会えないのか。どうしたら会えるのか。煙突がなくなってどうやってサンタクロースはプレゼントを届けられているのか、そんな疑問に応えるサンタクロースの苦労話です。いろいろな子供の疑問に予め応えてくれています。

ふたりのサンタ

ふたりのサンタおじいさん (創作えほん 27)by あまん きみこ

私が幼稚園時代から読んでいて実家に残してある本です。子ウサギたちがサンタさんとまちがえてご近所のきこりのサンタおじさんにプレゼントのお願いの手紙を送り、それに慌てたおじいさんのお話です。小さいころによく読んでいた本を子供に読み聞かせる、そういう再会に少し涙します。

サンタクロースはおもちゃはかせ

サンタクロースはおもちゃはかせ by マーラ・フレイジー

サンタクロースはおもちゃが大好きなで、どのように子供の心を理解して、どのようにおもちゃを選んで贈っているかが描かれています。「(プレゼントが)ぴったりだって、すぐにはわからないこともあるけれど」というさらりと書かれたフレーズが親心をつかみます。普通のおもちゃが欲しかったのに、サンタにモデルロケットをもらった私は工学を志し、トンカチをもらった弟は職人として工房を持つようになりました。

もうすぐゆきのクリスマス

もうすぐゆきのクリスマス―ターシャ・テューダークラシックコレクション by ターシャ・テューダー

長女が産まれたあとに従姉にもらった本です。クリスマスを心待ちにする子供たちののどかな生活を、それを囲む小動物、自然とともに描いた本です。言葉もきれいで何回も読んであげたくなり・・結果、子供がおおよその文章を読んでくれるようになっています。

挙げてみると心をつかむ本にサンタクロースがおおいです。でもサンタが好きかと思いきや、町でサンタクロースを見ると全力で遠ざかります。去年、保育園に現れたサンタクロースへの反応は、まさに節分の鬼と同じでした。