SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

どちらにしようかな

「プリンセスは、みんなおんなじかなぁ」

五歳児が保育園に持っていく塗り絵にお名前を書きながら呟きました。買ってもらったディズニープリンセスのアナとエルサ、ソフィアが「同じ目をしてる」と気になった模様です。確かに優しそうな目をしています。

子供達の通う保育園では、塗り絵を家庭で購入して持っていきます。新しい自分の好みの塗り絵を持っていき、だれがどういう塗り絵だったかを家でも教えてくれます。そして次なる塗り絵を買ってもらいたいと、1冊を急速に仕上げ、腕もあげてきます。

1冊が急速に仕上がるため、今回は2冊の購入です。そのため、「どっちにしようかなぁ」と先に保育園に持っていく1冊を悩んでいます。「どーちーらーにしよーかなー、鉄砲うってバンバンバン・・・でもこっちには迷路がついてる」・・決まりません。

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5歳児と2歳児の読書の楽しみ

「スキーップ、キップ、キップ、こころもかるく♪」

上の子が家の中をスキップし回っております。永遠に続きそうです。腰に手をあてた絵に描いたようなスキップです。いま大好きなシリーズ本の「へんてこもりのコドロボー」の影響です。読んであげていると、ワクワクしながら聴いているのが伝わってきます。

最近、読み聞かせする本も、絵本と絵の少ない本の組み合わせになってまいりました。昨晩は「バレエをおどりたかった馬」を1時間かけて読み、「(父親の)忍耐力」と奥様が呟いておりました。子供の眠さへの対抗力もなかなかのものです。

上の子は、自分での読書もレベルがあがってきました。静かにページをめくり「パパみたいでしょ」と黙読をはじめていました。すぐ前に「パパみたいにすると疲れるー」と言っていたのに。とわいえ、まだ基本的には小声で読み上げることが多いです。

下の子も「ぴょんぴょんのニコラウス」と大きな声をあげながら「うさぎのニコラス」のページをめくっていました。「き、き、きのこ!」、好物を見つけたようです。自分なりの方法で楽しんでいます。

初めての習い事の体験

「たのしかった」

正月が明けたころに「アイドルにならない。バレーやりたい。」と深遠な相談が子供からありました。ボールにアタックしていく方ではなくて、踊る方、そうバレリーナの方です。そのうち気が変わるかしら、と思っていたら1週間以上言い続けておりました。

何が理由でバレーをやりたくなったのか分かりません。思い当たるのは絵本です。「アンジェリーナはバレリーナ」や「ふたりはバレリーナ」などなど。バレーを題材にした絵本が多く、読んできました。

親はバレーとは縁遠く、父親が映画「リトルダンサー」が好きな映画だったりするくらいです。しかしあの映画のラストの感動は、白鳥の湖のクライマックスの音と共に常に蘇ります。いい映画だった。いやいや現実は、というかバレーって、、まずは教室を見せてあげるか・・。

と悩み始めていると、ふと友人がバレーの先生をしていたことを思い出し、Facebookで相談、近所の先生を紹介いただきました。人とのつながりが人生の羅針盤。感謝しかありません。

さて、そうして迎えた体験の一時間。子供は楽しかったようです。見学している親の方も経験したことのない世界がキラキラと光輝いて見えていました。テレワークで余計に凝り固まって猫背になっている体がピンと伸びる気持ちでした。気持ちだけです。

一方で、通える土曜日となると両親も仕事があったりします。子供にとっては大好きな土曜保育がなくなります。そして多分最初だけですが、親がいないと寂しいお年頃。そしてこれは最初だけではないですが、父親は稼ぎ耐えられるかが凄く気になるお年頃です。

でもレッスン、楽しそうに頑張ってたなぁ。と思いを巡らせていると子供の方は「NiziUになりたい。」とか言い始めました。どういうことになるか。考えも及びません。

すごろく

「次どれやる?」

先日奥様からリフレッシュの時間をいただき、大規模本屋さんで3時間過ごすという豪勢なことをさせていただきました。そこで買ってきたのが「たのしい すごろくランド」。上の子が正月の新聞広告ですごろくに興味津々だったためです。

色々なすごろくが含まれていて、上の子は大喜び。プリンセスのすごろくだけは最後にとっておきつつ、今日は2つ、3つ、もっとやりたかったと親にせがみます。数字のカウント、新しい単語との出会いがあり、勉強になっています。

ただ、度重なるすごろく請求に、奥様は「もう、、すごろくはいい・・」と呟き、父親は負けると悔しがり、下の子は自分もやりたいらしく「ねーねといっしょ」と言いながら手元でコマをつぶしておりました。

リス柄のズボン

「リスしゃん」

二歳児には前日の寝る前に目星をつけた着たい洋服があります。その洋服以外を翌朝に提案するとと叫びます。そして「わんぴーしゅ」と上着を着ます。お気に入りを着ることができるとご機嫌な1日が始まります。女子です。

上の子も、その日に着たいお洋服が決まっています。保育園での着替えに持っていきたい服も決まっています。大概が朝に起こしても起きないので洋服の準備を始めたときにも、うっすら目を開けて意向と異なると、シクシク泣き始めます。姉は控えめです。

これが我が家の毎朝の関門、そして洗濯ができているかというところも親に課されたハードルです。前日に枕元に用意してもらえれば、何も言うことはないのですが、親も要請するのを忘れます。

「ちがうー」朝から寒いのと、焼き立てのパンを買いに行くので温かいズボンを履かせようとしたら怒られました。今日はリスが描かれた柄のズボンが履きたかったのです。

年賀状の仕分け

「これはプーさん、これは牛」

上の子が届いた年賀状をグループ分けしてくれています。「これはお父さんの、これはお母さんの」と届いた人宛にグループ分けしていた両親を見て、新しい遊びを編み出したようです。親では編み出せない斜め45度の切り口で、年賀状の表と裏で類似点を見出しておりました。

今編み出した切り口は、宛名面にくまのプーさんが描かれたもの、牛がメインで描かれているもの、お父さんとお母さんが写った写真のもの、子供のお姉さんが写ったもの、木版画などでメッセージが描かれたものの、だということを分けた後に解説してくれました。

そんな姉の横で下の子は「ももたろしゃんっ」お気に入りを見つけたようです。赤ちゃんが桃太郎の格好をした写真を握り締めておりました。

大晦日のお店屋さんごっこ

「みてー、拭いてる真似ー」

大掃除をじっと横で見ていた子供達がお店屋さんごっこをしております。大晦日のお店屋さんごっこ、売り物はなく、大掃除している店員さんだそうです。その割には「一番の方〜」とお客さんを呼びかけています。

今年は今住んでいるマンションに4月ごろに引っ越しをし、初めての大掃除でした。引っ越す前にワックスをかけて以来のワックスがけ。すでに床にはペンでの書き跡などが残っており、ゴシゴシしても落ちません。その横で子供達はお掃除するお父さんを眺めながら、お絵かきやお店屋さんごっこを楽しんでおります。

今夜は母、そして弟が一歳児を連れて、コロナ下ですが用心しつつもファミリーで集います。そんな大晦日、正月雰囲気に子供たちもテンション高めです。

みなさま、よいお年をお迎えください。