SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

三歳児の子育てへの興味と絵本「バーバーパパのこもりうた」

長女(三歳児)は赤ちゃんのお世話に興味津々です。

下の子が産まれて親に甘えることが多くなる一方、赤ちゃんのお着替え、抱っこ、ミルク、オムツ替えを率先して手伝ってくれようとしています。力の入ったお着替え、自ら飲もうとするミルクなど、ハラハラすることも多々ありますが、だんだん上手にもなってきており、微笑ましいです。

さて我が家では隔週で図書館にいきます。親がすきで行くのですが、最近は長女が自分で本を選ぶようになりました。先週は「バーバパパのこもりうた」という絵本をセレクションしてきてくれました。この本はバーバの家族たちが赤ちゃんの世話をするというお話です。家で読み聞かせているときに「赤ちゃんと一緒だね」と自分の状況と重ね合わせていました。

兄弟姉妹は親からの最大のプレゼントと私自身振り返って思っているので、そうなってくれることを祈っています。

赤ちゃんの抱っこへの欲望に寄り添う

抱っこしてたらいくらでも寝るのに。

一人目(現在三歳児)もそうでした。熱出した日なんかには寝させるために一晩中抱っこしてたことがあります。もはや現時点では体力に不安がある対応です。

そんな私共の家庭にスリングというものがやってきて、試しに使ってみました。世間様では結構使っているのに、二人目(生後3週)にして初スリングです。

結果、「なんでもできる気がする」

すやすや寝てくれます。片手が空きます。仕事ができます。文章が書けます。本が読めます。外食もできるんじゃないでしょうか。何も怖いものはありません。

というわけでスリングで赤ちゃんの抱っこ欲に寄り添ってみます。抱っこをせがむ一人目も、空いた片手で抱っこしつつ。

 

粉ミルクには何を選ぶのか

病院からもらった粉ミルクが使い終わってしまった・・。奥様が退院して数日のことです。

一人目は完全母乳で、粉ミルクを使うことなく卒乳されました。二人目は口が小さくて母乳がなかなか吸えず、助産師さんも四苦八苦。母乳をベースに粉ミルクで量を足すことになりました。

ドラッグストアに行ってみると粉ミルクの種類が豊富。どの商品も「最新の研究にもとづき母乳に近い」と私に語り掛けてきます。安全安心のうたい文句も外しません。決め手は価格のみ。最低価格もキチンとしたブランド、同じ値段で限定特価。横にはお菓子コーナーに惹かれてる三歳児。

決定打は三歳児から降りてきました。「これ保育園にあるよ」。近い将来、同じ保育園に決まってほしいと願って、森永のはぐくみに決まりました。長女も飲みたそうにしています。

森永 はぐくみ 大缶 810g

子供が産まれるということ(父目線)

子供が産まれる。その緊張と感動は涙なしに語れません。父親であっても。

一人目は奥様が陣痛で入院してから3日後に産まれました。3日経って分娩台にあがった奥様は眠りに入り助産師さんを慌てさせました。医師の手に赤ちゃんが見えたとき、その事実に涙がとめどもなく流れました。助産師さんは優しく泣きじゃくる夫婦を祝福してくれました。

二人目は流石に半分ぐらいになるだろうと臨みましたが、3日かかりました。途中寝ていたので眠ることはありませんでしたが、奥様の血圧が上がり、赤ちゃんの心拍が下がり、やはり助産師さんが慌てました。医師が捕まらない、小児科医も蘇生に待機、赤ちゃん押し出し要員の医師も呼ばれる、出てきた、小児科医が叩く、、、「おぎゃー」。周囲が見えなくなりました。助産師さんも泣いているように見えました。

瞬間的な涙に対し、父親としての自覚はジワジワと来ます。分娩室という異世界から長女の保育園のお迎えに帰る途上で。この自覚だけは前回より早く。

そろそろオムツを変える時間です

「ひっく」横で二人目の子供(生後3週間)が私のことをしゃっくりしながら見ています。先ほどミルクを飲んだばかりなのでお腹は満足しているはずです。一人目の子供(三歳)は保育園に行っています。奥様は寝室で産後のお休み中です。

私はインフラ系のシステムエンジニアとして会社でお仕事をしており、中でもアーキテクトといわれています。ITシステムの中でも人が目に触れない"インフラ(基盤)"と呼ばれる部分の設計や課題解決をするお仕事をしています。

当初2週間、産後のサポートでお休みをし、病院で2週間検診をした後に妻子が実家に帰る予定でした。ところが医師の判断によりその里帰りができなくなりました。あと2週間で産後疲れが一段落する床上げになるので約1ヶ月の育休です。職場からしばらく離れることに対して、仕事への危機感があります。もちろん医師の判断があったことですから、コトが起きたらすぐに再入院する準備をしているので、その緊迫感もあります。とわいえ、家族と向き合えるのは幸せでもあります。職場の人々に支えられてのことです。

この焦りと緊迫感の日々は、子供の泣き声、笑い声と共に、滝のように流れていきます。そのような日常で何が起きていたのか、後で振り返られるように残しておきたいと思いました。そんなわけでブログを書き始めます。

と、横で赤ちゃんが大きなおならをしました。オムツを変える時間も近そうです。