SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

水たまり

「落ちてるよ!」

水たまりに写り込んでいる建物を見て上の子が叫びました。そう言われれば、確かに水辺に写る建物やら風景は違う世界を覗いているような、そんな心地がします。いまは当たり前の風景と見過ごしている自分に驚きつつも、子供の可愛らしい発想だなとにやりとしてしまいます。

そんな上の子が保育園に行きたがらなくなって2週間、最初はテコでも動かぬ我が子に2日間休ませてあげていました。そしてなんとか連れて行き、手厚い先生方のサポートにより通い出してくれています。登園すると最初は赤ちゃん時代からお世話になっている園長先生に事務所でべったりです。子供の方は事務所にすぐに行きたいのですが、何か気を使ってか、そうっと事務所のぞいて、園長先生の様子をうかがいます。そして父親に連れて行ってもらうのを待っています。下の子は教室で年上の子たちに遊んでもらっています。

登園時は二人の子を抱っことおんぶです。そして月曜日の保育園の荷物、パソコンや本の詰まったカバンを抱えていると、骨盤が沈没しそうな気がします。上の子は靴を持って抱っこされています。靴を履いて歩く気はゼロです。下の子はおんぶでフニャフニャ言っています。水たまりの可愛い言葉にニヤリとするのも束の間、ゆっくりしていると腕、腰、足が限界となります。なんとか二人を保育園に届けることで1日の仕事が終わり、出勤にとりかかる日々が続きます。