SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

2025-01-01から1年間の記事一覧

長崎ちゃんぽん

「スープ全部飲んでいい?」 子供達はお椀を持ち上げて傾けて一杯を平らげてくれました。 昨晩の夜ご飯は長崎ちゃんぽん。「豚肉は食べられない、脂分が重い」という病み上がりの長女、シーフードなら大丈夫という珍しい回答に思いついたのがちゃんぽん。 シ…

Geminiとマジカルバナナ

かれこれ30分、GoogleのAIのGeminiと娘たちがマジカルバナナを楽しんでいます。Geminiの方が楽しんでいるかは実のところ分かりませんが。 「なるとダンスといったら踊り」(AI) 「踊りと言ったら楽しい」(次女) 「楽しいと言ったら踊り」(AI) ループし…

次女のワクワク、工作でモノづくり

「今日はこれ借りる!お洋服作るね」 図書館で次女がワクワクした目をしています。もう何を作るか考えています。 楽しいハロウィン工作: 魔女やおばけに変身! (1) 作者:いしかわ☆まりこ 汐文社 Amazon 小さいころから工作が好きでお菓子箱や段ボールをため込…

夏の終わり

「キャッ」 前を歩く姉妹が小さな叫び声を上げました。2人で手をつなぎながら、空いている手で片耳を押さえ、もう片耳を肩で押さえています。 万博にも行き大阪城の周りを歩いていると鈴虫の音が聴こえてきました。いつの間にか蝉の声は聴こえません。ふと父…

旅の驚き

「ホームドア無いよ!危なくない?」 電車を降りるなり町慣れした長女が叫びました。我が家の近くも前は無かったのに、長女の頭にはホームドアがあることが脳内当たり前風景になっているようです。 今年の夏休みは親族が三重に集まり、近鉄ローカル旅を楽し…

盆おどり

「踊る人がいなかったからね」 踊る阿呆に見る阿呆と言いますが、町内の盆踊りの最終日、長女は見る側の立ち位置で手元をちょこっと動かして踊りを楽しんでいたようです。次女は友達を見つけて駆けっこ。 踊りの輪に加われば良かったのにと問うと「パパいな…

目の下のふくらみ

「じろじろ見られるー」 次女が学校に行く前に泣き叫んでおりました。左目の下にぷっくりとした膨らみがあります。 次女さんは6歳にして外見を気にします。コンプレックスを持たないでほしいですが、もう持ってたりするのか。自分に自信を持ってほしいところ…

夏が来た

「パパの裏に模様があるよ!」 驚きの声を次女があげました。 「裏を見てごらんよ」 父が応えます。 「あるー!」 子どもたちが種をほじっています。これを見たくて親はスイカを買うのかとさえ思います。8分の一に切ってあるので買いやすいです。夏が来た感…

深呼吸

「バレエの時間いつだっけー」 家の中で父親とキャッチボールしながら次女が母親に応えます。思えば次女とキャッチボールをすることは少なく、時間を取ってあげられていなかったと思います。 会社で役割が変わることが決まってから、気負いかたも知らずに変…

小学一年生、SDGsをまなぶ

「ねぇ、ぱぱぁ」 次女六歳が語尾上がりで語り掛けてきました。 「おとこのことおんなのこ、むかしはどっちが学校に行けてたか知ってる?」 神妙な趣です。父親も言葉を選び始めます。次女さんは小学校でSDGsを学んでいるようです。きっと学んできたのは「質…

バスの運賃

「小学生2人って言うの慣れた?」 6歳次女が父親を見上げて語りかけます。週次の図書館詣での道すがら、バスに乗ったあとのことです。 4月から次女が小学生になりバスも料金がかかるようになりました。それまでは父親が「小学生1人と大人1人」と運転手さんに…

さくらんぼ

「さくらんぼって桜の木になるんだ」 長女9歳、さくらんぼと桜の木の関係を発見しました。 「さくらもち」 次女6歳、桜餅と桜の葉の関係を知っていたようです。 4月の新しい生活がはじまって一ヶ月。慣れない生活に戸惑う家族です。特に大きな変化のあった次…

雪をふむ

「片栗粉みたい」 雪を踏みしめた長女が呟きました。春休みということで日光に足を伸ばしました。日光も奥日光まで行くとそこは雪景色。子どもたちには初めての積もった雪の経験となりました。 「パウダーすぎる!」 前日の降雪は水気のないさらさらの雪。滝…

もうすこし

「早くいかなきゃ、逢えない」 「大丈夫だよ!ママが持って帰ってるから」 図書館の帰りで小走りの妹の手を姉が握りながらなだめます。家には小学生グッズが届いてるかもね、父親が囁いてから次女さんの足は文字通り浮ついています。 「防災頭巾もあるかな」…

本を薦めあう

「この作者の本が面白いから予約したんだ」 と長女さんが言いました。大人向けサイズの文庫本を借りているな、と積みあがった本の中の一冊に手を伸ばした父への言葉です。秋木真さん、どうやら嵌っていた怪盗レッドシリーズの著者ということで、同じ作者の本…

グラタン

「すぐ焦げるから注意してね、ダマができないようにね」 今から数十年前、まだ小学校低学年だった私が母に言われた言葉です。それをまた我が子にそのまま言っています。 先週後半から長女と次女がグラタンを食べたい、夜ご飯はグラタンが良いと訴えてきてい…

絵のおてがみ

「パパ、おてがみ書いてあげる!」 次女が保育園から帰宅するなり声をあげました。 「絵のおてがみね!」 鼻歌をうたっています。鼻歌が卒園を思わせる唄です。「らーらーらー、ね、おじいちゃんになーってもー」。もう一月。こんなに長く通った保育園ももう…

トウシューズと親の役割

玉止めができません。ミシンが便利だなと思ったのは、この玉止めが不要というポイントです。針にくるくる巻いてキュッとすれば良いのはわかっています。どうしても止めたいポイントまで玉が届きません。 長女が三年生の冬を迎えてバレエのトウシューズを手に…

バレエあるある

お稽古ごとの独特の世界観があります。バレエの世界もばっちり存在します。それを楽しくご紹介していただいている「松浦景子のバレエあるある」が我が家でヒットです。 松浦景子のバレエあるある 作者:松浦 景子 マキノ出版 Amazon 一つ一つ吉本新喜劇の松浦…

イチオシの本(2025年1月1週目)

「ベランダに手をふって」 今週読んだ本の中でイチオシを長女さん9歳に教えてもらいました。 母親がパッと見ておすすめした一冊でした。父親を亡くした小学五年生の男の子が主人公が一つ大人になるお話、暗いお話ではなくポッと心に光がともるようなお話、自…

せのびをする

「ここもお化粧したよ」 嬉しそうに次女さん6歳が教えてくれました。正月のお出かけで母親のお化粧の際にほっぺたをちょんちょんとしてもらったのです。 姉妹も9歳と6歳になるとそれぞれの成長を見せます。お洋服の好みもあります。上の子は大人びた服装、下…