SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

4歳児のコンピューター入門

「これはなに?」

百聞は一見にしかず。子供にとってパソコンとかスマートフォンが「魔法の箱」となる前に、中身を見せてはどうだろうと、RasberyPi(通称、ラズパイ)という小さなコンピューターを触らせてみせました。

思えば私自身、大学生の時にコンピューター通論という授業で仕組みを勉強したものの、身に付いたのは研究室で先輩に連れられて秋葉原でパーツを買い、研究室のパソコンを繰り返し組み立てたことです。現代は高価なパーツを揃えなくても、安くてちっこい道具があります。それがラズパイです。

まずは見せるところから!ということで三段階で進めています。父親として目指しているところは不明です。

コンピュータの中身

まずはムキだし感抜群のラズパイ君の各部品が、どのような働きをするか自分の体にあわせて紹介します。「これは考えるところ」「お耳とか目みたいに見たり聞いたりするところ」「お口みたいに音を出するところ」という具合です。1日目はこれで終了しました。引き続き不足しているパーツを揃えます。何度も、何度もこれは何?と父親を困らせていました。ラズパイ君は、おままごとのお皿の上に置かれました。

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パパのパソコンはこうなっている

次にディスプレイ、キーボード、マウスに繋げてあげました。気分はパソコンをやっているみたいです。一生懸命にラズパイ君のお名前を考えていました。電子パーツむき出しのラズパイに、リカちゃん的な名前が列挙される様には新鮮な感動を覚えました。ラズパイ君は、やっぱりおままごとのお皿の上です。

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タブレットを体感

第三段階にタッチパネルをつないで、スマホだよと触らせてあげました。我が家はスマホを子供に触らせておりません。ラズパイでスマホ体験です。ブラウザでアンパンマンの公式サイトを表示させると、下の子も喜びのあまりにタッチパネルをバシバシと叩いていました。おままごとのお皿は、ラズパイ君の安住の地になりました。

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興味は持っているのかはわかりません。訳のわからない説明を父親が始めると、遊びに行ってしまいます。ちなみに次に何をやりたいと聴くと「おしゃべりしたい!」とのことです。