SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

毎日が記念日

俵万智さんのサラダ記念日を私が最初に耳にしたのは、中学生なりたてのころでした。当時は「なんか変なの」と思ったのが正直なところ。しかし子育てをしていると毎日がサラダ記念日になるのが不思議です。一昨日はお皿洗い記念日でした。

つい最近まで、食後はお皿を片付けなどせずに遊びに夢中。私の方は、食卓の散らかり様にげんなりするところから始まります。私の力が尽きたら、翌朝に散らかった食卓に絶句するところから始めることになります。在宅勤務に逃げ場はありません。いや、在宅以前も逃げ場はなく、使える茶碗がなくなる恐怖に意を決して片付けるだけでした。

今週の前半、「食べた後のお皿片付けて」というと「1枚だけ!」と律儀に1枚だけ片付けてくれるようになりました。さらに一昨日、「全部持ってきてよー」と頼むと往復して運んできてくれて、一言。「お皿洗いたい」。私の脳はその言葉を咀嚼するようにスローモーションで意味を判別。理解するやいなや椅子をセッティングして、子供を椅子の上に立たせて、スポンジの使い方を教えて、と少し成長した子供と横並びでの片付けに目が霞める私でした。

そんな一昨日のお皿洗い記念日に対して、今日はコンソメスープ記念日でした。4歳児は遅番の母親のために確保した分も欲しがりながら、3杯目のお代わりを味わっておりました。お皿の片付けの方はといえば、1歳児が絶妙なバランスでお皿を積み上げて「はいっ」と渡してくれました。