SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

1歳3ヶ月、自己主張が強まる

「たいー」

昨晩に目の周りを打ち、腫れてきたため保育園から電話を受領いたしました。迎えに行くことが決まった父親が行くと、お昼寝前にぶらぶらしていた我が子が、満面の笑みで迎えてくれました。「ぱぁぱぁー」。アクセントは最後のぁ、高めの声です。

そんな下の子が目の周りを打ったのは「ねぇね」の椅子から転落したから。「たぁいぃー」とやはりアクセントは最後のぃの呪文を唱えながら、よじ登っていました。そして何かに手を伸ばして落ちたのです。腰痛が落ち着いたと思ったら、背中痛を発症した父親には落ちることを防ぐ手立てはありませんでした。

何かをしたいと思ったり、欲しいと思ったり、食べたいと思った時、この子は「たぁいぃー」と唱えます。「食べたいの?」と親と上の子が言ってくれる「たい」の部分を記憶したのでしょう。肝心な動詞は抜けていますから、叶えてあげるには、前後のやりとり、状況から何を欲しているのか察しなければいけません。今晩の晩御飯での「たぁいー」の叫びは、お味噌汁のなめこを「もっとたべたい」のたいでした。

そのほかにも自己主張は続きます。「いやー」、今日一番困ったいやーは背中痛の父親に抱っこを解除されることでした。父親は心の中で痛みに泣きながらも、しがみついている我が子をかわいいなと思ってしまっていました。こんなですから、いつまでも経っても腰痛と背中痛が治りません。また、左手の手のひらに右手を叩き始めたら「ちょうだい」の合図です。イチゴを見た時、ねぇねから何か貸して欲しい時、一心不乱に手を叩き始めます。保育園の教育とはすごいものです。

先ほど就寝するときには「たぁいぃー」と言ってベッドを降り、寝かせるために戻すと「いやー」と言いながら眠りにつきました。そういえば今日、お茶とかミルクを「のむー」という言葉も覚えていました。