「これ、ほしい!」
絵本「ツリーハウスがほしいなら」を読んでいて子供が連呼していました。秘密の子供だけの基地、そしてツリーハウスなんてワクワクしないわけがないなと読みながら楽しんでおりました。
小さい頃には私も弟と従弟と野原を駆け巡り、登りやすい木や、ツツジの茂みを秘密基地にしたものです。芸術家肌の父は、木の上や庭に切り落とした木の枝を編み込んだ基地を作ってくれ、ワクワクしながら中から外を見ていました。いま住んでいるマンションでは中々難しいことです。
ただこの本では一番最後にそういうマンションの一室でもツリーハウスを想像しながら木を育てることを書いています。なににせよ心からワクワクできればいいのです。大人になってからも、心の底がくすぐったいようなあのワクワクは、どこかで感じたかなぁ。いや感じている!はず。
ツリーハウスに感化された我が子は、椅子を組み合わせて”おうち”を作っていました。食事のために片付けようとすると「やめて」と怒るので困ったものです。妹は入っても良いそうです。