SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

幼子二人と上海に ~食事をどうするか~

遅めの夏休みをいただき、四泊五日の日程で中国・上海に家族と旅してきました。出張ではない国外は久しぶりです。と言いつつ二年前にも台湾に行っていました。中国本土は10年ぶりぐらいです。ほぼ沿岸部中心で、北京、上海、蘇州、大連、天津、青島、福州、泉州、広州、呼和浩特に行っています。中国語力は大学生時代に北京で1ヶ月学び、何とかお買い物のサバイバルができる程度です。今年は国内でゆっくりかなとも思っていましたが、私自身が刺激を求めて海外へ行きたくなり、飛行機の移動時間の関係で中国へとなりました。なんと贅沢なことをしてしまったのか。しばらく質素につつましく暮らします。

というわけで、せっかく中国に行きましたので、旅先での子供たちの食事を纏めて書きのこしておきます。

赤ちゃん(十カ月)の場合

十カ月になったばかりの下の子は、現地食を食べられません。日本から持っていったミルクと離乳食で過ごしていただきました。

中国東方航空機内食でも市販の離乳食を渡されました。往路は日本製、復路は海外製(中国)でした。往路は間食していました。復路はペースト状で、平素より嫌いなバナナ味だったからか、口にしませんでした。「お腹がすいた!」と泣いていたにも関わらずです。

f:id:lkougi:20190908093237j:plain往路の機内食

f:id:lkougi:20190912150528j:plain復路の機内食

現地で食べる離乳食は、おかずとご飯が別々に分かれた和光堂のベビーフードとビンを持っていきました。スプーンは通常使っているものも持っていきましたが、和光堂のベビーフードはスプーンもついているので万が一の時に助かります。まだ卵を始めていなかったので、ベビーフードの選択肢も限られていました。旅が決まったら、離乳食で試しておく食材も事前に考えておいた方がよいです。

お店では先に離乳食を食べ始めさせて、大人が食べる頃には落ち着いて眠くなるように運びました。これは奥様が編み出した手法です。おかげで少しは落ち着いて食べられる時間を確保できました。

持っていった離乳食

ミルクは食事の時間がずれがちな観光でも柔軟にあげられるように、日本で解禁されたばかりの液体ミルクに助けてもらいました。お湯を沸かすことなく、電車でも哺乳瓶に入れて飲ませられる液体ミルクは、赤ちゃんの旅に最高のお供でした。これにより旅の自由度が上がったことは間違いありません

お世話になった明治ほほえみ「らくらくミルク

四歳児の食事

四歳一か月の上の子は、大人と同じ現地食です。とはいえ、食べられるものは選んであげる必要があります。基本的になんでも積極的にトライしますので、一口づつは食べてくれ、助かりました。

朝食はホテルにつけなかったので、小吃(シャオチー)と呼ばれるローカルフードを買って食べたり、パン屋やカフェに行ったりしていました。カフェでは子供にベビーミルクをいれてくれました。


f:id:lkougi:20190909104011j:plain

f:id:lkougi:20190910085757j:plain
f:id:lkougi:20190911123608j:plain

昼食・夕食は、小籠包、餃子、麺など中華です。形状からか、小籠包はお饅頭と呼んで喜んで食べておりました。いつも好きな炒飯や鶏湯という熟成した鶏と漢方のスープも良く食べてくれていました。ただ辛い物は食べられません。「不辣?(辛くない?)」と確認して、辛い物を避けていく必要がありました。

f:id:lkougi:20190908154252j:plain

蟹みそ入り小籠包

f:id:lkougi:20190911195832j:plain

鶏湯

飲み物も親と同じものです。ただ中国は販売しているペットボトルのお茶に砂糖が入っています。昔は甘いお茶ばかりだった気がします。子供に砂糖入りのお茶に馴れてもらっては帰国してから困ります。无糖(無糖)と書かれていないかを確認したうえでの購入が必要です。といっても街中にあるフレッシュジュース屋さんでマンゴジュースなどを親が欲するので買ってしまい、結局は子供に飲み干されるという罠にはまったことにより、糖分をよくとってしまっていました。果糖ということで許してください。

f:id:lkougi:20190909114304j:plain

お気に入りの甘い飲み物やさん

おまけ:大人編

「中国に何しに行くのか」と問われると、「最新のIT事情を学びにいきます」というのがエンジニアとして正しい答えでしょう。事実、技術の発展はすさまじく、老若男女がスマホを持ち、電子決済をしておりました。クレジットカードなんて端末のインフラコストがかかるものは中々使えませんし、今年発行された現金は「どこの国のお金?」と聞かれるぐらいです。地下鉄にもセキュリティチェックがあり、人がチェックするのではなくAIがチェックしています。

ただ中華料理好きの私は美味しいものを食べに中国を旅しています。昔は中国に行くと5食以上食べるため、悪いものを食べてお腹を壊すのではなく、食べ過ぎで正露丸とお友達になっていました。さて今回も、子供たちと食べた料理と共に、上海の醤油っぽい料理、川魚、蟹といった食事を楽しみました。当分はお茶漬け生活です。

f:id:lkougi:20190910214718j:plain

松鼠桂魚

f:id:lkougi:20190908200513j:plain

上海蟹

f:id:lkougi:20190911155853j:plain

酸菜魚