絵本を眼の前にして「あけちゃだめ」って言われても!
そんな理不尽な本、それが「ぜったいあけちゃダメ!!」です。絵本の中のモンスターは「あけちゃダメ!」、「めくっちゃダメ!」と、読み進める私たちにときには強く、ときにはなだめるように、あの手この手で読み止まるように語りかけます。
読み聞かせる親も感情込めて読み上げられること間違いなし。読んでいる方も楽しいです。そして止めてと言われてもめくる子供の目も、いじわるそう、いや楽しそうです。端から聴いていると、大声で怒ったり、懇願したりしている親の声は、怪しさ満点に違いないです。今の時期、窓が開いているけど大丈夫だっただろうか、少し心配になります。