何歳になろうとも次の選択肢は可能性に満ちている。それを狭めているのは私たちの考え方。それをヨシタケ シンスケさんの「それしかないわけないでしょう」が楽しく教えてくれます。
主人公のお兄ちゃんが「世界はどんどん悪い方向になる」に対してショックをうけた妹がおばあちゃんに泣きつきます。そうすると「みらいはたーくさんあるんだからー」とおばあちゃん。頭は柔軟に。我が子も<それしかないわけないでしょー>と言いながら色々な選択肢を考えたりするご様子。
とはいっても毎日を暮らしていると選択肢は狭まりがち。頭を柔らかくするためには、違う道を通ったり、色々な価値観や視点の人と話したり。そういう機会を大切にしていきたいところです。
良い本です。