SE父さんの事件簿

1歳児と4歳児を育てるシステムエンジニアのお父さん

チャレンジを後押するコトバ、絵本「てん」で思い出す

「サインして」

若い頃に現代アートを創作していた父は、ペンや筆、ナイフから子供達が驚くものを作っていました。そんな父を見て育った私ですが、絵を描くことが得意だった記憶はありません。ただ小さい頃に、幼稚園でもっと小さかった弟とよく絵を描いていました。

絵に限らず、いつもやっていないこと、自分が得意ではないことをやることには億劫になるものです。自分の子供を見ていても、新しいことへ一歩踏み出すのはキッカケが必要です。そんなチャレンジの後押しには効く「コトバ」があります。

そのことを思い出させてくれたのが絵本「てん」です。主人公のワシテは絵を描くことが大っ嫌い。先生は「なにか しるし」を描くように伝えます。ワシテが書いたの小さな点。しかし先生はじっくり点を眺めて、サインを依頼し、額縁に入れて飾ります。そのことを切っ掛けにして、主人公は大きく成長していきます。

「上出来。」毛筆を持って数十枚描いた私に父が言ってくれていたコトバです。「上手!」でも「上手い」でもなく。さて今の自分を見て父はなんというかな。「上出来」と言ってくれるのはまだまだだろうな。