SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

Mmmmm. 英語で味わう絵本「A FINE DESSERT」

「Mmmmm. Mmmmm. Mmmmm. (ん〜、ん〜、ん〜)」

英語の絵本「A FINE DESSERT: Four Centuries, Four Families, One Delicious Treat」を上の子(三歳六ヶ月)がもってきました。以前日本語の本を読んだものの同じ表紙だと持ってきたのです。

se-papa.hatenadiary.com

ちなみに家ではたまに英語の本を読むぐらいで、保育園で週一回英語でのお遊びがあるようです。特に英語推しの園というわけではありません。あとこちらもたまに父親が仕事で四苦八苦の英語を話ししています。

子供達が300年前から現代に至るまでに、ホイップした生クリームを舐めるということを行います。そのときに冒頭の「Mmmmm.」が出てきて、子供も「ん〜」と乗ってきます。その他はぽーっと英語を聴きながら絵を見ていました。お父さんも英語の勉強になりました。勉強になった表現を書き残していきます。

The thorns of the berry bushes pricked the fabric of their long skirts.

ベリーの棘がお母さんと女の子の長いスカートにひっかかります。(300年前のベリー調達の様子)

Then she squashed and strained them thorough the muslin, getting rid of the seeds.
女の子がベリーを潰して布でこして種を取り除きました。(300年前のベリージュースの作り方)

300年前は

a bundle of clean, soft twigs

束ねられた綺麗で柔らかい小枝。これで生クリームをホイップするときはbeat beat beatの表現。

200年前になると

a metal whisk made by the local blacksmithでbeat beat

100年前になると

cast-iron rotary beatersでWhirr. Whirr.の効果音

現代は

an electric mixerでZzzzzzh。昔はお母さんと女の子が作っていましたが現代は父親と男の子が作ります。レシピはインターネットで検索してプリントアウト!

ホイップした生クリームを舐めるときのやりとりも時代を反映します。

300年前 → “You may lick the spoon, love,”
200年前 → “You may lick the spoon, child,” 

 ここまでは母親から一方的な投げかけ

100年前 → (母)“Do you want the spatula, my pet?”   (娘)“Yes, please”

現代 → (息子)“Can I lick the spatula?”  (父)“Cause you can, buddy”

 親と子の関係も変わっていくのです。