SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

失敗なんか怖くない!子供そして大人の失敗。

子供達は日々なにかに挑戦し、失敗したり成功したりしています。赤ちゃんは物を握ろうとしてみたり、3歳児は文字を読もうとしたり。

大人になると重要なプロジェクトの責任者になったりしたとしても、しなくても失敗はなかなかこたえます。しかし失敗とは何で決まるのか。もちろんプロジェクトには成功基準を計画時点で決める必要があり、要するに時間、品質、コストが達成しないと失敗です。しかしそれは個人にとっての失敗か。それは人によります。

さて子供と今よく読む本が絵本「しっぱい なんか こわくない」です。世界一のエンジニアになりたいロージーがメカを作る、しかし笑われて隠れて作り、もういちど作り、笑われてやめようと思う。しかしおおおばさんの教えてくれたことにより「夢を諦めることが失敗」と気づく。

ロージーの姿から失敗から学ぶ姿勢を教わります。プロジェクトの進め方として短い期間で繰り返し成果を出し、次にフィードバックするアジャイルという考え方が広まっておりますが、エンジニアの原点にもどってきたのかなとも思います。またこの本の教えることは、失敗についてを書いている野中郁次郎氏の「失敗の本質」や畑村洋太郎氏の「失敗学」と同じです。

 

いつしか子供達も失敗することを恐れるようになるでしょう。そのときにロージーのようなエンジニアの姿を思い出して欲しいです。私も恐れずにトライしていきたい、、所存です。ちなみに私の好きな言葉は「批判するよりも批判される人になる」、「A Rolling Stones Gathers No Moss」です。でも適度な休養は必要です。