SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

お兄さんお姉さんに憧れる上の子と絵本「まっててね」

父:「もう少ししたら一つ上のひまわりさんになってね、そうしたら四歳になるね。そうしたらあと二年もしたら小学生だね。」

子:「次は?小学生の次は?」

父:「中学生だね」

子:「次は?」

父:「高校生だ」

子:「次は?」

 父:「大学生だ、もう大人だね。」

上の子供は進級して、上のクラスのお兄さんお姉さんのようになること、そしてその先の学校にいくことに憧れを持っているようです。なので冒頭のやりとりを1回すると、何回も繰り返し同じやりとりをしてました。

このようなやりとりに、少し前に読んだ絵本「まっててね」を思い出します。この本では、実家に帰ってきたお姉さんが小さい妹にはお客様のように素敵に見えます。立ち居振る舞いも大人なお姉さん、そのお姉さんを憧れの眼差しで見る妹は、いつかそうなるから「まっててね」とお母さんに話します。

親としては、子供との時間はゆっくり過ぎてもらってよく、急いで成長しなくてもよいと思っているのですが難しい話です。絵本のなかのお母さんも、まっていますよ、ということ、でもあなたがいるだけでも幸せなことだということを娘に伝えます。同じ気持ちが文字になり、優しい絵から語り掛けられていることに心が震えます。

この絵本のお母の姿からは、親も子供に気持ちを伝えることが大切と教えられている気もします。私が平素から奥様によく言われることでもあります。でもそういう気持ちを言葉に出して伝えるというのはなかなか難しい。工夫してはいきたいところです。

さて過ぎていく子供との時間ですが、グズグズになってしまい、何事にもイヤイヤしているときの時は早送りでよいです。そこも上手くできるように工夫していきたいところです。