SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

火の用心、実家の消し忘れ対策

一昔前、町内会の面々が拍子木とともに「火のよーじん、マッチ一本火事のもと〜」と巡っていました。実家の周囲ではまだやっているのでしょうか。いま住んでいるこの場所では聴きません。

弟と実家で気になっていることを話ししている時に、鍋が黒くなっているという話題が出ました。つまり鍋を火にかけたあと忘れて焦げているという話です。確かに実家のコンロは、業務用のコンロ。すごい火力で料理ができる、中華料理もばっちりなプロ仕様です。ただ最近は穴が詰まってきて火力も弱まっていました。

消し忘れ防止に、煙探知機は以前装着しています。さらに自分たちが気づける対策を何かできないかねと、センサーを付けてみようか、モニタリングして遠隔地からも確認できないかね、sonyのmeshは面白いんじゃないか、いやいやmeshは高いからセンサーとRaspiで作っちゃうよ、等々楽しくアイディアが進みました。

meshprj.comでもよくよく考えて見ると、やりたいことは消し忘れの防止です。センサーでモニタリングしようと消し忘れた火を消せるわけではありません。センサーが教えてくれても、遠隔地から、「忘れてるなー」、「あー、焦げてるぅー」、という呑気な話になります。と考えると必要なのは、自動で火を消してくれるピピッとコンロです。業務用コンロが危なすぎるのです。そういえば引っ越した時に不要になって1台余っている・・・。

というわけで実家に自動消火機能のあるコンロが導入されました。安心安心。この対応スピードも呑気なものです。

そういえば冒頭の火の用心のかけ声ですが、そろそろマッチ一本と言われても通じなくなるのではと危惧されます。ただ語呂も良いのでおまじないとして残っていくのか先々が楽しみです。