「これはのみのぴこ」という絵本は、のみの<ぴこ>から住んでいる猫、その猫のしっぽを踏んだ<あきらくん>、<あきらくん>の<おかあさん>とのみからのつながりのある人が紹介されていくお話です。谷川俊太郎さんならではの軽快な言葉のリズムが繰り広げられ、繰り返される関係性の言葉に、子供も長い長い関係性を頭に記憶していきます。
六次の隔たりという、友達を6人辿ると世界中の人に繋がるという話がありますが、そういう人と人の繋がり、この本で正確にはのみとの繋がりを感じる本です。
こどもは、この本読んだ後、「これはのみのぴこ の住んでいる猫の・・」とつぶやいています。いやはや、さすがは谷川俊太郎さんです。