SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

子供にとっての風船と父親の思い

私が工学系、奥様が化学系と我が家は理系家族です。こどもとの遊びもいちいち理屈っぽくてかないません。

先日イベントで風船をもらってきました。空に浮く風船は三歳児にとって最高の遊び道具です。上に持ち上げてより高い場所まで浮かせてみたり、下にひっぱったり、押したり、引いたり、一緒にお散歩したりと様々な角度から遊んでおります。

持って帰ってくるときは、飛ばしてしまったお友達をみていたため、大切に父親に持ってもらいます。父親は重しがついているから飛ばないよと実演します。また数日たつとガスがぬけて風船の浮力は弱まるってきます。なぜ浮き上がらなくなったのか、前段の重しの話と共に、「なぜだろうねー」と浮力と重力の関係を疑問に思うような問いかけをします。子供は一瞬停止し、何事もなかったかのように次の遊びに移ります。

父親は、いつかニュートンがりんごが落ちる姿を見て疑問を持ったかのように、子供が疑問に思う顔を見てみたいと思っています。しかし、結果としては、より高く風船を浮かしてみたり、再度空気をいれて部屋を飛ばしてあげたり、遊びの角度を増やして楽しんでいます。