SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

勤労感謝の日

「パパ、おきてー。ふまんがあります みたいだね。お休みの日は私がパパをたたきおこしてる。」

ブログを書かないまま2か月は過ぎてしまいました。この二か月、会社が変わったり、役回りも変化があり、仕事には終われ、上の子が受験をし、ハラハラし、父親の七回忌を準備し、無事に終え、弟は引っ越しをし、とありましたが元気に過ごしております。

私の会社は元にいた会社からスピンオフし、新しい社名になりました。とはいえ転職ではないので、常日頃のお仕事とメンバーは同じ。ただ、変化のあるときには考えが交錯するもので、人の出入りも多くなります。人の出入りだけでなく、新しい会社という機運で会社の中も動きは多くなります。

そんな最中に上の子はお受験を果たしました。お受験教室に通ったことのない親子の無謀な挑戦で、お受験の服、靴、親の服装に悩み、デパートでの服装代に驚くところから始まりました。実際に受験してみて、お受験教室なしに受験することの珍しさも実感させられました。

悩んだり、相談したりし、無印良品のポロシャツと親用の新しいスリッパを新調、そして受験に臨みました。試験では折り紙と体操を子供は楽しみ、面接も、準備なしのポンコツな(父)親の回答にかかわらず、しっかり応答しておりました。結果として、繰り上がりで合格してくれました。来年から父親のミッションとして、早朝のお弁当作りが追加になりました。

父親の七回忌には、お坊さんにお経をあげていただきました。疎遠になってしまったお坊さんの連絡先を一か月前に確認するところから始まりました。親兄弟で集まり、食事をし、子供たちはいとこと遊び、ということができたので良かったです。私も祖父の七回忌で親族集まった昔を思い出します。

さて今日は勤労感謝の日。体を最大限にいたわりつつ、24冊の本と子供たちを抱えて図書館にいく予定です。

 

 

6歳児、からだの中を探求する

「いま食べたものがどこを通るか分かるよ!」

6歳児が食事をしながらいいました。「はじめてのからだえほん」を読んで体の仕組みに興味津々です。少し読むのは長い絵本ですが、からだの動きについて詳しく説明してくれます。

はじめての からだえほん

はじめての からだえほん

  • パイインターナショナル
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この本の中で力コブがなぜできるか、手を裏返すと力こぶがなぜ無くなるのか、咳はなぜ出るのか、小さな疑問に答えてくれます。そして小さな疑問を考えることもお手伝いしてくれます。

「パパ、力コブ作って!・・出てきたー」。力こぶが作れて良かったです。運動不足ですが善処するようにしたいと思います。

世界の人々を学ぶ本

「ドンドン、ブーブー、バッフバッフ」

近くの図書室で世界の国々特集がされており、他の国の様子がうかがえる絵本が我が家にもやってきました。登場人物のお名前や風景、風習、それぞれが新鮮で子供たちも興味津々です。

南米のお祭りの様子を教えてくれるのは「みんなくるくるさかのみち」。お囃子の調子に子供たちがはまります。「バッフバッフ」と2歳児も繰り返します。

www.fukuinkan.co.jp

アフリカの女の子が搾りたての牛乳を遠くのお父さんに届ける「ミルクこぼしちゃだめよ!」。こちらは姉が小さい頃からの好きな一冊。「ゆっくり、そうっとあるくのよ、ミルクこぼしちゃだめよ、いってきも」はお気に入りのフレーズです。

世界各国のお茶という風習を教えてくれるのが「おちゃのじかん」。こちらも小さい頃からのお気に入り。関西弁で書かれているので、関西人の奥様の横で読み上げるのは苦難の技です。

そんななかでエシカルな問題にも「じゅんびはいいかい?名もなきこざるとエシカルな冒険」でチャレンジです。登場人物のお猿さんが可愛いです。日々のお買い物での親の判断が問われている気がします。

あとは「チュンチエ」もお気に入りだったな。

世界旅行は、時節柄、そして懐的にも行けませんが、色々な国があって、それぞれの風習があって、自分たちのいまの暮らしだけでない暮らし方がある、というのを知れるのは素敵なことだなと思いつつ、自分たちも学びがある本たちでした。

6歳、世界を学ぶ

ルクセンブルクはー」

6歳児が地球儀になっている大きなビニールボールで国を探しています。ボーネルンドの「プラネットボール」です。手元には「世界えじてん」、世界各国の国を絵付き1ページで紹介しています。この絵本で見つけた国を地球儀で探そうというのです。

世界えじてん

世界えじてん

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プラネットボールは英語表記、最初は国の形で探していましたので至難の業です。まず知らないながらも大陸を限定し、ヨーロッパあたりのと地域を特定して、国の形を探します。ただ絵本には英語表記もあり、その英語のつづりで特定するという技も見出しておりました。アルファベットも覚えそうです。

バチカンってちっちゃい!」、絵本に書かれている国の面積、地図上の大きさと人の数を比べ始めました。日本には人が密集し、ロシアやカナダは広いのに人が少ない、そしてバチカンの小ささ、そんなことに興味を持ち出しました。

長らく子供のバランスボール、キャッチボールに使われていたプラネットボールが、ようやく日の目を見るようになって良かったです。

 

姉妹で朝から歌をうたう

「あーきのーことーです〜♪」

朝、起き出した姉妹が肩を寄せ合い、歌を歌っています。二人で声をあわせて歌うというのではなく、姉が歌ってあげて、妹が知っているフレーズで声をあわせています。

姉が手にしているのは「こどものうた絵本140曲」。かつて親が寝る前に140曲を歌わされて苦行を重ねてきた一冊です。よもや姉がスラスラと文字が読めるようになり、自分たちで歌を歌う日が来るなんて思いもしませんでした。

「ありのーままのー」、アナ雪の歌になりました。最近二人ともプリンセスになりたいそうです。

日曜日のお昼ご飯

「お昼、チャーハンでいい?」

「ぜんぜんいいっ!」

6歳児が大きな声で応えてくれました。少しづつ余って冷蔵庫に溜まったご飯を使ってチャーハンをいまから作ります。もう日曜日の昼といえばチャーハン、の我が家になりつつあります。小さい冷蔵庫に溜まったご飯が一掃でき、見通しが良くなります。

卵は2歳児が豪快に割ってくれました。ただ殻が入っていないかは注意深く確認する必要があります。でも今日は無さそう。

早めに使いたい野菜を冷蔵庫から出して、細かく切ります。2歳児は横でおしゃべりを続けてくれます。「パパも猫さんのお手手するの?すごーい。わたしもできるよ。おねーさんだもん。」褒めてくれているのか、自慢しているのか。「おねーさん」に憧れる2歳児です。

子供たちは午後に公園にいくことを楽しみにしております。病院勤務で疲れ切っている奥様は寝込んでおりますので、覚悟を決める必要があります。仕事は夜に。いや、そのまま明日に突入するか。

さて中華鍋に油を入れてと。卵からです。

2回目の予防接種

「パパ、チックンしたの?」

2歳児が精一杯に父親を見上げて、四角い絆創膏が張り付いた上腕を見つけました。

父親はコロナワクチンの2回目の接種を土曜日に終えました。副反応の低いと言われているファイザー製のワクチンでしたが、1回目から生きる屍と化しました。副反応が出ると言われる2回目に、奥様が勤務日に当たってしまったことを悔やまれます。

「パパ、いたかった?泣いたの?」

子供は怖い注射をしてきた父親がどういう気持ちだったのか、気になるご様子です。さすがに大人ですから「泣いてないよ」と伝えると

「お兄さん!」

驚いてくれました。いやパパ、一応大人だからね。

接種翌日となった本日、父親が寝ているので、子供たちはのびのびと、静かにおままごとをしていたようです。ただやはりお昼頃になると、

「おなかすいたー」

と叩き起こされました。奥様の用意してくれたピザに感謝の二文字を胸の中で唱えながら、来たる午後に向けて解熱鎮痛剤を一飲みにしました。