SE父さんの事件簿

二児を育てるシステムエンジニアのお父さん。第二子誕生からの記録。

これ読む〜、2歳と5ヶ月の読書

「ぶたしゃんがー、さわりましたー。」

朝からパジャマのままの二歳児が、絵本を読み上げております。読んでいるのはお気に入りの「もうちょっと もうちょっと」。ベッドの上でページをめくりながら、記憶と絵を頼りに、思ったことを口に出している形です。なんとも賢くなりそうな気配が親バカながらしています。

最近は同じ高畠純さんの絵本の「おどります」も気に入っています。いろんな動物が登場して愉快な語呂の台詞で踊っているのが楽しいらしいです。こちらも「ぞうさん!メケメケ フラフラ」と音読します。親もなんとなく読んでいて楽しくなります。

親も楽しいといえば、ほげちゃんシリーズも最近のホットな絵本です。かわいいのか絶妙なポジションのくまのお人形「ほげちゃん」が日常の鬱憤を晴らして暴れたり、他のおもちゃと遊ぼうとしたりします。二歳児は「ほーぎちゃん」と呼んでおります。

しかしながら、寝る前に読んで欲しい本をたくさん持ってくるのには悩ましいものです。おかげで就寝が遅くなりがち。姉の方が先に寝たりします。しかも最後に持ち出すのが140曲詰まった歌絵本。最初から最後までめくらないと気が済まないという、、いかに早くめくるか、歌ってもらうかの親子攻防が毎晩繰り広げられています。

自分への問いかけ

「なにすればいいの?」

暇を持て余した上の子が、時折口にする言葉です。いやいや、遊ぶことはいくらでもあるでしょ、と思うのですが、当の本人真剣です。確かに大人でも「何すれば良いのか」は、日常状況に応じて考えます。指示してもらうだけであれば楽です。

さて最近カフェで「2020年6月30日にまたここで会おう」という本を読み、その本の中で「自燈明」という言葉に出会いました。ブッダが弟子に残した言葉で「自分が明かりを照らしなさい」ということらしいです。

さて我が子は解を見つけ出したようです。ソファーに寝っ転がりながら「わたし小学生まじょ」を読み始めています。・・あ、寝た。。

わかめうどん

「さいこー」

我が二歳児がお昼ご飯をモリモリ食べながら繰り返し叫んでおります。今日のお昼ご飯は、手の込んだハンバーグや気合を入れて鍋をふるった炒飯でもありません。うどんにわかめ、そこに卵を落としたものです。上の子はつけ麺にして楽しんでおりました。

今日は、午前中、かねてから興味のあった美術館の展示に行こうとしておりました。しかし、その思い虚しく、展示も終わり、美術館も長期休業に入っていることが分かり、過ごし方を思案しているうちに午前中は過ぎ去りました。せめて早めの昼食をとってから近所を散歩しようと、楽ちんご飯に走ったのでした。

そんなご飯でも予想外にも子供たちは盛り上がりました。作っている段階でも二歳児が「きょうはツルツルめんめん?」と調理中の私の足に絡みつき、わかめを切る包丁が震えます

しかし、そうは言っても午前中の活動をしておりません。「ごちそーさま!」。すぐにお腹は一杯になったようです。

大人にはみえないもの

「お風呂あがるー?」

一瞬だけ間がありました。子供達に母親の声がけは聞こえているようです。しかしあがってくる気配はもちろん、返事もまったくありません。何やら大人には見えないネズミの赤ちゃんと遊んでいるようです。

赤ちゃんのお名前はヒカリとソラらしいです。ヒカリとソラに話しかけ続けているので、安否がわかることは安心です。「あなたはソラね」「ヒカリだよ」「かわいい」5歳児と2歳児が不思議な話を繰り広げています。

「あがらないのー?」

「あ、ママ。ここネズミーランドなの。ネズミの赤ちゃんがいるの。」場所の設定からシュールです。お風呂前に入浴を渋っていたのが嘘のようです。「ヒカリさーん。」全くあがってくる気配がありません。母親も声がけを諦めたようです。

「せんべい食べる?」盛り上がっています。さてパパ投入です。

 

楽しい休日の副作用

「ママに もーいっかい ばいばいするー」

朝一で下の子が泣き喚いております。母親はいつもの通りに先に家を出ました。今日の下の子は母親との離れ難さが上回っておりました。上の子はその様子に何かできないかと戸惑ってくれておりました。昨日母親が休日出勤日だった、そのせいがあるかもしれません。

昨日は母親の月1~2回は発生する休日出勤日でした。父親は腕によりをかけて朝から動物園につれていき、お昼には公園で大好きな従妹に会い、午後にはパン屋に菓子パン、近くの神社併設の公園で滑り台とブランコというフルコースでお送りできました。

動物園では姉がシマウマとカンガルーに興奮し、妹がキリンとワニに興奮し、父親がカンガルーのお腹の中の赤ちゃんに感動しておりました。お昼の公園では歩けるようになった一歳児の従妹に出会うと、姉妹でなぜか照れておりました。平素は写真を見ながら可愛い可愛いと言っているのに、アイドルにあったファンのような感じです。

眠りに着く前に「今日は楽しかった」と姉が母親に伝えたそうで、なんとも嬉しい褒め言葉です。妹の方は楽しかった1日を終わらせたくなくて、最後まで寝室にいくことを拒み、リビングで父親に抱っこされたまま、眠りにつきました。

「おさんぽ いかない」さて、ママへのバイバイの泣き喚きは終わりましたが、今度は保育園のために外に行きたがりません。次の休日のハードルが高まりました。

推理小説入門

シャーロック・ホームズとワトソン、エルキュール・ポアロミス・マープル明智小五郎、そしてアルセーヌ・ルパン。小学生の時に私が夜を徹して読んでいたミステリーの探偵と怪盗です。胸のすく謎解きとラストにワクワクしていたものです。

はなえさんと猫のカポネ、キャベたま探偵、名探偵ネート、そしてかいとうドチドチ。これらが今、子供が読んでいる謎解き本の探偵と怪盗です。物語の展開と終盤にわかる真実にドキドキしているようです。

「もう分かってるけどね。」と言いながらも読み直して楽しんでおります。本より先に謎解きをして見せたら、パパは名探偵だね、と言ってくれます。昔取った杵柄は、この日のためだったのかとニヤリとする瞬間ですが、控えめにしておかなければ早々に五月蠅がられること間違いなしです。

かいけつゾロリ、はじめました

ゾロリ、おもしろいんだよー」

本屋さんにいくと大々的にコーナーが設けられている「かいけつゾロリシリーズ」。早くも我が家の5歳児が虜になっております。最初に読んでいるのは「かいけつゾロリとなぞのまほう少女 」。魔法少女の言葉遣いが面白いと刺激を受けています。

ゾロリシリーズは私も子供の頃に読んだことがあります。しかし気付いてみれば最近まで最新刊が出ている人気シリーズ。絵のテイストも少し変わっています。私の子供の頃にはゾロリよりも「ほうれんそうまん」でしたが、こちらは全7巻で終わっていました。

しかし、このまほう少女の本、1冊完結ではなかったです。早く次を入手せねば。続きが気になる。子供は一人で静かに繰り返し読み込んでおります。